教育実践研究Ⅱ(模擬授業2回目)

先日、教育実践研究Ⅱの模擬授業2回目を行いました。

小学校4年生を対象にした「レジ袋はなぜ有料化されたのか」をメインクエスチョンにした授業。
有料レジ袋の他、マイバッグなどがあることを提示した後、レジ袋の原料とレジ袋が作成されることによる原料の消費量を確認し、また年々増えるゴミの量とかさをグラフから読み取らせ、ゴミの増加への対策の必要性と、その方策としてのリサイクルを理解させる。そして、空き缶やペットボトルのリサイクルを理解させた上で、レジ袋も、「容器・包装リサイクル法」で削減・再利用を義務づけられていることを子どもに確認させる。そして最後に、「なぜレジ袋を買わなくてはいけなくなったのか」を再度問い、まとめる。そして、3Rについても見ていくといった流れ。

学生からは「レジ袋1枚の作成にかかる原料(石油)をコップに示したのは良かったのではないか」「タイムリーなネタを授業にしていたのは良かった」といった肯定的な意見が多かった反面、「後半の内容が詰め込みすぎではないのか」といった意見もありました。

私からは授業の展開はスムーズで良かったが、「説明型」の授業になっており、小学校の社会科授業で大切な授業づくりの工夫である、子どもたちに資料をじっくり見せて気付かせるといった活動を組み込んだらどうか。といったことを指摘しました。

これまで二つの授業を見てきましたが、いずれも授業の展開はスムーズに作られています。「最初にメインクエスチョンを提示し、その解答について、細かい問い-答え、そしてその流れをうまくつなげ、最終的にメインクエスチョンの解答が子どもに伝わるようにする」といった授業づくりの「基本」を学生は身につけていることがよくわかりました。良いことです。後は、教材の工夫、問いの工夫をすること、先週の場合は50分で学ぶ問いの答えとしては内容的に不満が残るので、メインクエスチョンの問いを工夫し、展開を改善することが課題になりますし、今回は教材の工夫がいるということです。

次回は6月下旬になります。授業後の批評会はこれまで3年生、2年生が中心でしたので、次回は1年生に批評をしてもらうことになります。これまでの先輩の発言を聞いていると思いますので、整理された批評を期待しています。

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Commented at 2009-05-25 21:39
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
by yasuhirohashimoto | 2009-05-24 13:28 | 教育のこと | Comments(1)

福井大学教育学部の社会科教育学担当者が日々感じること、研究のことなどを気の赴くまま記しています。


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