inニューブランズウィック(2)。

ニュー・ブランズウィック滞在二日目。
朝方、ルービン先生と院生の方がホテルに
来られる。

ラトガース大学までは徒歩15分程度。天気が良く、暖かい、というか、暑かった。

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部屋に案内されると、早速学科長がお見えになる。
福井からの留学生日下部太郎(福井藩士)とグリフィスがラトガース大学で親交を深めた縁で、グリフィスは、福井藩の藩校明新館で理科を教えることになる。グリフィスはその後、現在の東大に移り、物理と化学を教える訳ですが、日下部太郎とグリフィスの縁で、ニューブランズウィックと福井市は姉妹都市になります。その辺りの話をされていました(グリフィスを扱った展示会を本学の図書館でも以前やっていました)。

他にも副学科長の先生もお越しになり、しばし雑談。

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その後、院生二人に連れられてキャンパスを見て回りました。

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午後はランチの後で、公民教育センターの「ニュージャージー支部」のディレクターであるガードナー氏から、プロジェクト・シチズンの概要について、パワーポイントで説明を受けました。

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プロジェクトシティズンは、邦訳されていますので、興味のある方はご購入されてはいかがでしょう。
政治的社会参画学習の典型的な学習プロジェクトで、「手続き重視」のカリキュラムです。

当日最後は、今回の有権者科研の目的などについて、提案を行い、ルービン先生と議論をすること。

ルービン先生は高等学校での「政治参画学習」設計をこれまでされてきましたので、我々が主として目指している小学校での「政治学習」構築について、とても興味をもたれました。特に、「小学校で政治学習を行う上での課題」を質問されました。日本の小学校では政治的論争問題が好まれない傾向がある、政治的論争問題を学習する場合でも一つの結論の終着させる一つのストーリー性が求められるなどがありえます。ただ、最近では、お茶の水女子大学附属小学校のように、政治的論争問題を中心に授業を展開している学校もあります。日本全体では、政治的論争問題学習がまだまだ進んでいないのが現状でしょう。また、「どのようなカリキュラムを作ろうとしているのか」といったことについても質問されました。我々は典型的な単元を小学校から高校までの間でそれぞれの学校段階で一つづつ(小学校は中学年・高学年でそれぞれ一つ)を作ることを目指していることについて、説明をした後で、ルービン先生からは、「到達目標設定の重要性(ゴールを決めて、時間を想定し授業を作る)」などについて指摘がありました。

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議論が終わった後は、ルービン先生や学科長などを交えた懇親会。とてもリーズナブルで美味しいお店で、お酒を酌み交わしたということです。

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この記事で900記事到達。今年中には1000記事になりそうです。
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by yasuhirohashimoto | 2012-03-25 00:00 | 研究のこと | Comments(0)

福井大学教育学部の社会科教育学担当者が日々感じること、研究のことなどを気の赴くまま記しています。


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