方法論科研、中間報告会・感想。
2012年 09月 12日
過日、橋本も分担者として関わっている「方法論科研」の
中間報告会が、CIC東京国際会議室で開催されました。
これまでの報告会(講演会)での議論の総括や、これから
求められる社会科教育方法論の提案などが行われました。
社会科教育方法論は、これまで「歴史研究」「外国研究」
という二分法で長い間語られてきました。それが当たり前だった
ような気がします。ただそのような二分法ではなく、「記述的
研究」であったり「規範的研究」であったり、「開発研究」であった
りと、その研究の目的・内容・方法によって区分することが可能で、
「歴史研究」も「記述的な研究」であったり「規範的な研究」があり
得ますし、「外国研究」も同様です。結局何を目的とするのか、
何を明らかにしようとしているのかで相違性がありえます。
特に全社学は「規範的研究」「開発研究」が多く「記述的研究」
は歴史研究のみに行われる傾向にありました。
最近では文脈依存の視点なども入り込み、研究方法も多様化
しつつあるような気もします。
小生の科研がそうですが、これまで「子ども」の視点からの実証的
そして「開発研究」があるにはあったのですが、あまり目立たなかった。
新しい研究方法を指向しつつ、新しい研究を確立していく。
従来の「規範的研究」「開発研究」に慣れている橋本は正直結構大変
ですが、頑張らないといけないなあと思っています。
中間報告会が、CIC東京国際会議室で開催されました。
これまでの報告会(講演会)での議論の総括や、これから
求められる社会科教育方法論の提案などが行われました。
社会科教育方法論は、これまで「歴史研究」「外国研究」
という二分法で長い間語られてきました。それが当たり前だった
ような気がします。ただそのような二分法ではなく、「記述的
研究」であったり「規範的研究」であったり、「開発研究」であった
りと、その研究の目的・内容・方法によって区分することが可能で、
「歴史研究」も「記述的な研究」であったり「規範的な研究」があり
得ますし、「外国研究」も同様です。結局何を目的とするのか、
何を明らかにしようとしているのかで相違性がありえます。
特に全社学は「規範的研究」「開発研究」が多く「記述的研究」
は歴史研究のみに行われる傾向にありました。
最近では文脈依存の視点なども入り込み、研究方法も多様化
しつつあるような気もします。
小生の科研がそうですが、これまで「子ども」の視点からの実証的
そして「開発研究」があるにはあったのですが、あまり目立たなかった。
新しい研究方法を指向しつつ、新しい研究を確立していく。
従来の「規範的研究」「開発研究」に慣れている橋本は正直結構大変
ですが、頑張らないといけないなあと思っています。
by yasuhirohashimoto
| 2012-09-12 00:00
| 研究のこと