道徳教育をご専門に研究されている先生と面談(第1弾)。

過日、岡山大学のW先生にお会いしてきました。
W先生は「道徳教育研究の大御所」であり、橋本が以前
勤務していた兵庫教育大学で同僚でした。

W先生からは、現在の道徳教育の現状を拝聴してきました。
W先生は以前からハーバーマス流の「手続き的」道徳教育の
重要性を熱心に主張されています。ただ、現在の道徳教育の
主流は「徳」主義の道徳教育でなかなか受け入れてもらえない、
それは学校現場に根強い「徳」主義道徳教育信仰がある、と
おっしゃっておられました。また、「個人道徳」と「社会道徳」を
切り離す考え方についても道徳教育の原理的な考え方(個人
から社会、社会から個人の双方向での教育の有効性?)が
あり、それも受け入れられないだろう、そうおっしゃっておられ
ました。

なにぶん、道徳教育には疎いもので、先生のお話を全て消化
出来たのかはよくわかりませんが、ただW先生が監修された
道徳教育の副読本には「正義とは何か」が示されており、「法
教育」との関連が出てくる内容でした。

また、「法教育」は「手続き」と「徳(原理)」の「融合」型になる
ので、その辺りのお話をもう少し出来れば良かったなあと反省
しています。

今後も引き続き、道徳教育を専門とされる先生からヒアリングを
していきたいと思っていますので、ご協力の程、よろしくお願い
致します。
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by yasuhirohashimoto | 2012-10-02 00:00 | 研究のこと | Comments(0)

福井大学教育学部の社会科教育学担当者が日々感じること、研究のことなどを気の赴くまま記しています。


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