社会系教科教育学会(201302)。

過日、標記の学会が開催されました。



社会科研究に関連する学会は、日本社会科教育学会、全国社会科教育学会が「二大勢力」であり、
それに続くのが社会系教科教育学会というのが、これまでの研究者間の認識だったと思います。

ただ近年実践研究の必要性が叫ばれ、いわゆる理論研究(外国研究・歴史研究が代表的)とは
異なる路線が志向されているのではと思います。

社会系教科教育学会はその「実践研究」をその研究の中核に据えており、これまでのように
「第三の勢力」ではなく、「三大勢力」になっていかなければならない存在ではないかと思います。

ただ本当にそうなるためには「実践研究」の方法論を確立していく必要がある。一方でその担い
手である学校の先生方、特に中学校の先生方の多忙感は半端ない状況にあります。大学の
研究者がそこにどう関わっていけば良いのか、どのような研究方法論が望ましいのか、試行
錯誤する必要があります。

同学会では、シンポジウム・課題研究とも「授業研究」を柱に議論されていました。

今後も同学会の進む道を注視していきたいと思っています。

なお、本年は橋本ゼミから二人が下記のテーマで発表しました。

英国シティズンシップ教育における情報教育の内容構成
         -Media Matters(Citizenship in Focus)の場合-
                北陸学園北陸高等学校     二丹田 雄一

政策を分析する視点を獲得できる「公民科」政治学習の授業プランの開発
         -政策「環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)」を題材として-
                  福井大学大学院       小玉 健太

当日はご指導頂きありがとうございました。
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by yasuhirohashimoto | 2013-02-21 00:00 | 研究のこと | Comments(0)

福井大学教育学部の社会科教育学担当者が日々感じること、研究のことなどを気の赴くまま記しています。


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