法教育科研・全体会(201303)。

過日行った2012年度3回目の全体会について報告します。



今回はピア・メディエーションの公開シンポジウム(午後開催)
の午前中を利用しての開催でした。

今回の主な議題(任務)は、2月に行った心理調査(予備調査)
の結果について、その心理調査の結果から「仮説」を作り上げ
ること。

検討の結果、手続き的正義に関する理解(判断)が小学校低
学年と中学年、高学年では違うのではないか、といった仮説が
立ちました。

低学年では、「手続き的正義」よりも「自分たちが何をやりたい」
のかが先行する、そういった結果が見て取れます。中学年にな
ると「手続き的正義」に配慮した判断ができるようになり、高学年
になると、逆に「世間的な常識」(空気を読むなど)に影響された
判断が行われるようになるのでは無いか。

そうなると「世間的常識」の理解の調査も必要になるのではない
か、と思われます。

引き続き、心理学者のK先生中心に分析に当たり、6月の全体会
でさらに検討を深めていきます。

またこの研究成果については、8月に行われる日本教育心理学会
第55回総会で公表します。
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by yasuhirohashimoto | 2013-05-05 12:00 | 研究のこと | Comments(0)

福井大学教育学部の社会科教育学担当者が日々感じること、研究のことなどを気の赴くまま記しています。


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