法教育科研全体会、心理調査ワーキング(201306)。

過日第4回の全体会並びに第3回心理調査ワーキングを開催しました。



今回の主な内容は、①心理調査(予備調査)の結果分析、②森川敦子先生のレクチャーです。

①については予備調査の分析結果の報告を受け、その分析結果・方法について吟味しました。
どうも法教育の論理(仮説)で分析すると分析しきれない要素が出てくる(分析枠組みに沿って
分析すると「その他」が多くなる)といった問題点が報告され、発達心理学的な要素も触れつつ
分析を再度行うこととしましたし、質問紙自体の問題点も指摘されましたので、それについて、
改善を施すことになりました。

②については、現在比治山大学准教授の森川敦子先生をお招きし、ご自身が研究されてきた
児童の規範意識の発達の研究についてご講演を頂きました。児童の規範意識の発達を低学
年から大学生にわたって仮説を立てて検証をし、次の段階の規範意識の発達を促す授業プ
ランをご提示頂きました。心理調査研究と教科教育学研究を結びつける一つの方法論が
示されたと思います。今回は道徳でしたが、社会科教育学研究にも応用できますね。

森川敦子、子どもの規範意識の育成と道徳教育-「社会的慣習」概念の発達に焦点づけて-
渓水社、2010年

翌日は全体会の議論を受けて、心理調査ワーキングを開催。質問紙の修正について検討を
しました。今後、さらに質問紙を精査することになります。

引き続き、諸先生方にはお世話になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。
[PR]
by yasuhirohashimoto | 2013-07-05 00:00 | 研究のこと | Comments(0)

福井大学教育学部の社会科教育学担当者が日々感じること、研究のことなどを気の赴くまま記しています。


by yasuhirohashimoto
プロフィールを見る
画像一覧