フィリピン・マニラ出張②。

マニラ出張の続きです。



第一の訪問先は、PAREF SOUTHRIDGE PRIVATE SCHOOLです。
我々が宿泊しているUPホテルから車で1時間程度。
男子校で小・中・高校が併設されている「一貫校」。メトロ・マニラでも「上位校」
に位置づけられる学校です。

http://www.southridge.edu.ph/

当該校では、grade7と8,1と2の社会科授業を拝見しました。
grade7の授業は、「公民-歴史」の授業。イスラム教を扱った
授業で、主として5行の宗教的意義を理解させることを目的とし
た授業です。「ラマダンは何のためにするの?ダイエットのため??」
などなど、教師から発せられる次から次への問いに生徒が挙手をし、
回答していく授業。「問いと答えがつながり、最終的な授業目標に
到達させようとする授業」。生徒が予習をしっかりしてきているので、
教師も気持ちよく進めることができる授業でした。この授業を担当され
た先生は専門学部を卒業されて15年の教員歴を持つ方でした。
先生へのインタビューでは、授業の際には、クリティカルシンキングを
大切にされているとのこと、常に問うことの大切さを説かれていました。
また論争問題学習(「悪いマルコス大統領は何をした人なのか?(本当に
悪い人なのか?」など)を設定し、批判的に検討することの意義も主張され
ていました。この先生の論争問題学習を是非拝見したかったですね。

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grade8の授業も「公民-歴史」の授業。大航海時代のフィリピンとオランダとの
関係について整理していく授業。教師が作成した教科書の「行間を説明した資料」
に基づいて、それを生徒が音読し、その内容を確認する授業。資料は暦年で作成
されており、それぞれの年にフィリピンでどのようなことが起こったのか、オランダと
の関係でまとめられている。そして、現在との関連で、「なぜオランダは、アメリカ・
日本に次いで現在第三位の貿易相手国なのか」を問い、まとめていく授業でした。
懐かしい授業スタイル。最後の問いをMQにして授業を組み立て直すともっと面白い
授業になるのでは、と思いました。

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同校では歓待されました。朝食を頂き、また2コマ授業を拝見した後、間食を頂き、
それが下記の写真です。

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また、授業前に学校を散策、生徒さんに学校を案内して頂きました。お世話になりました。

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by yasuhirohashimoto | 2013-09-12 00:00 | 研究のこと | Comments(0)

福井大学教育学部の社会科教育学担当者が日々感じること、研究のことなどを気の赴くまま記しています。


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