「特別支援学校プロジェクト」始まりました。

標記のプロジェクト研究がスタートしました。



本学教育地域科学部長学部長裁量経費を活用した研究。

科研費申請支援経費B・Ⅱ「特別支援教育における法教育のあり方を検討するための基礎研究」

がスタートしました。今年度の研究内容は、特別支援学校で法教育授業を行い、
プレテスト・ポストテストを行うことで、その教育効果を確かめるというもの。

多くの特別支援学校、特に知的障害を持つ子どもたちに対する「ルール教育」
は、「躾」として行われているよう。ただ、それが有効に機能していないというのが、
今回授業を実施させて頂く東京都立矢口特別支援学校の先生の問題意識です。

「ばれなければ良い」といった「ずるがしこい子ども」たちがいるようで、それが、累犯
につながっているのではないか、知的障害を持つ人たちの累犯は、社会的問題にも
なっているのが現状です。その問題を打破するきっかけに法教育は活用できないか、
これが特別支援学校における法教育を実施する一つの意義になると考えています
(もちろん市民性教育としての法教育も考えないといけないのですが、今後の課題
になります)。

今回協力頂くのは、第二東京弁護士会の法教育委員会のメンバー。既に学校を訪問し、
授業を実施することを快諾頂いた後で(第1回会合)先日法教育委員会のメンバーと協
議を持ち、どのような授業を行うのか、検討をしています(第2回会合)。

とにかく問題意識を児童・生徒が持つことが出来る問題設定にしないとなかなか問題を
問題として考えないのではないか、いわゆる切実性が大切になるのが、特別支援学校
の生徒たち。一般化した架空の問題だと理解が難しいのではないか、等の意見が出さ
れました。

今後授業の在り方について検討を重ね、来年2月に授業を実施することになります。

引き続き、諸先生方にはお世話になりますが、どうぞよろしくお願い致します。
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by yasuhirohashimoto | 2013-10-24 00:00 | 研究のこと | Comments(0)

福井大学教育学部の社会科教育学担当者が日々感じること、研究のことなどを気の赴くまま記しています。


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