アメリカ・セントルイス出張③。

NCSSへの参加記録の続きです。



NCSSは本大会が始まる前に大学の研究者が中心に参加するCUFAがあり、
先日記事にした「有権者科研」の報告もCUFAのものです。CUFAで発表するには
審査があり、その審査のハードルは高いものとなっています。ですので、
一定水準(アメリカ社会科研究者による「作られた基準」ですが)に達し
ているものばかりということになります。

CUFAの二日目、小生は、「経済教育」のシンポジウムに参加しました。

session1.2 Preparing Preservice Teachers to Promote Economics:
New Directions in Reserch and Pedagogy

アメリカの「経済教育」の現在の話題は、パーソナルファイナンスなのでしょうか?
パーソナルファイナンスを低学年で採用し、金融・経済教育への興味を高め、個人
的な「お金の(有益な)使い方」を学んだ後で、高学年以上になったら、金融・経済
の概念を学ぶことが効果的というご発表やら、Money Skill(機会費用の考え方のよう
でしたが)を身につけることが重要というご発表やら、教師教育における経済の内容
と方法の「ハイブリッド」な融合が有益というご発表やら、がありました。

アメリカ人は「ハイブリッド」という言葉が好きですね。以前も聞いたことがあります。
教材で面白かったのは、裁判を事例に、経済概念を学ぶというものでした。新しい経済
学習方法のアプローチだったので興味深かったです。

NCSS本大会は、面白そうな発表を少し聞いて、後は、出版社・教材開発団体ブースを
回り、情報収集に努めました。

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by yasuhirohashimoto | 2013-12-01 00:00 | 研究のこと | Comments(0)

福井大学教育学部の社会科教育学担当者が日々感じること、研究のことなどを気の赴くまま記しています。


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