修士論文・考②

第2回目。



平本卓也,ゲーム理論の研究成果を取り入れた社会科・公民科の授業のあり方の研究

同論文は、外国研究でもなく、もちろん、教育内容研究でもない。社会科教育方法研究である。
以外にこの分野、研究がなされていないような気がする。本学の寺尾ゼミの学生さんが、「板書」
の研究をされているが、社会科特有の「板書」のあり方を研究していた。これも社会科教育方法研究
だろう。

同論文は、社会科・公民科において、ゲーム理論を取り入れた授業を構想している。ゲーム理論
とは何か、ゲーム理論を社会科・公民科に応用する意義は何か、社会科・公民科のどの内容領域
に適応可能なのか、そして、国際関係の学習、「キューバ危機」に取り入れた場合の授業のあり方
を検討することになる。

先行研究も若干あるが、同論文のオリジナリティーは、社会科・公民科で幅広くその方法論の適用
可能性を検討したことだろう。同君は、学部の卒論では、「行動経済学」を取り上げた授業開発を
行った。新しい分野にチャレンジしていく点は大いに見習わないといけない。
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by yasuhirohashimoto | 2014-05-26 00:00 | 研究のこと | Comments(0)

福井大学教育学部の社会科教育学担当者が日々感じること、研究のことなどを気の赴くまま記しています。


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