M君の研究授業(2014年附属中)。

過日、附属中学校の主免実習・研究授業が行われました。



同授業では、「鎌倉仏教がなぜ拡がっていったのか」について、
子どもたちに考察させるために、①「鎌倉仏教にはどのような種類
があり、それぞれはどのような内容なのか(浄土宗から臨済宗、
曹洞宗まで)」②「方丈記の内容を読ませ、同時代が、どのような
状況だったのか(戦乱・天変地異の多発)」そして、MQに戻る、
といった流れ。

①は、教生が、親鸞などになり、自分たちの宗教の特徴を述べていく
といった「劇化」を取り入れていました。それが特徴的な授業だった
と思います。

②からMQの再発問については、生徒の中から、「仏教の平等思想を
取り上げて、鎌倉仏教が拡がった理由」を解釈する者があり(一般的
には、当時の社会状況の「暗さ」で解釈する)、なかなか興味深かっ
たです。

中1のクラスなので、小6の「延長」なのか、先生が述べることに
えらい反応してくる子どももいましたが、授業者はうまくあしらって
いたと思います。

内容的にはオースドックスだったと思います。MQの再発問で上記の
意見があったことを踏まえ、授業展開を再構成するのも面白いのかな
と思いました。

教材(内容)研究をもっとしてみると、面白い授業になるのでは、と
いうことです。

「教科書を教える」のではなく、「教科書を資料集として用いて、教
科書で教える」。もっと質の高い授業が附属ですから、展開できると
思いました。

とりあえずは、ご苦労様と言いたい。引き続き、頑張ってください。



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by yasuhirohashimoto | 2014-09-17 00:00 | 研究のこと | Comments(0)

福井大学教育学部の社会科教育学担当者が日々感じること、研究のことなどを気の赴くまま記しています。


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