日本公民教育学会プロジェクト研究①。

過日、「持続可能な開発と地球温暖化」グループが発足しました。



日本公民教育学会が、学会を挙げて研究を始めたのが昨年。科学研究費補助金を獲得し、筑波大学の唐木清志先生を代表者として、研究が始まりました。
本科研の趣旨などは、下記ホームページを参照して下さい。

http://komingakkai.web.fc2.com/

小生が担当しているのは、「持続可能な開発と地球温暖化」をテーマとした部会。
部会の構成員の皆さんと、本年4月に第1回の会合を立命館大学で開催しました。
その会議では、「研究の目的と方法」などについて議論を深めました。

この分野は、小学校から高校まで幅広く行われているテーマですので、そのテーマの
特性を活かしつつ、研究を進めていければと思っています。具体的には、小学校から
高校までの「段階性」を重視した教材開発を行うこと。例えば、小学校段階では、
「持続可能性の大切さを理解できるレベル」、中学校段階では、「持続可能性の
困難さを理解できるレベル、高校段階では、「持続可能性の困難さはわかるが、
それを乗り越える必要性があることを理解できるレベル」といった「段階性」を
設定した授業づくりを行うこと。そうすることで、一つの見方や考え方を深めて
いく、そのために、複数の見方や考え方(効率性など)を「かぶせた」形で授業
づくりを行うといったことになるのではないでしょうか。

前述のような議論を、日本公民教育学会研究大会のラウンドテーブルで報告をし、
翌日の科研会議でもお伝えしました。

今後我々の研究グループでは、前述のような、「レベル」に対応する授業を本当に
開発できるのか(特に三番目)。また、第二番目の「レベル」の多岐にわたるだろう
教育内容をどこまで拡げて授業化するのか、今年度、どの校種で公開授業を行うのか、
等について会議を開催し、議論を進めていくことになります。

グループのメンバーには引き続き、お世話になりますが、どうかよろしくお願い致します。



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by yasuhirohashimoto | 2015-06-16 00:00 | 研究のこと | Comments(0)

福井大学教育学部の社会科教育学担当者が日々感じること、研究のことなどを気の赴くまま記しています。


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