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ゴールデンウィーク突入

今朝、福井はあられまじりの大雨。荒れた天気でした。
この時期は寒いのか、暖かいのか、微妙な時期。冬物はもういらないと思っていても、寒の戻りもあったり。

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さて、世の中は、ゴールデンウィーク突入ですね。昼間のニュースを見ていたら、今日は海外出国ラッシュだそうです。今年は中国が人気とか。近くて、食事も美味しいですしね。私も、香港・北京と2度ほど中国を訪れたことがあります。

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折角のゴールデンウィークですが、私は仕事三昧。自分自身の研究をするのには良い時期なので。日本公民教育学会の発表準備や、博士論文の一次資料作りに専心しようと思っています。またゴールデンウィークが終わると、日々の授業や会議やら出張やらでどたばたな毎日になりますからね。折角の時間を有意義に過ごさないと。まあどこか遊びに行ったとしても、人が多いだけですしね。

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ただ明日は仕事で上京するのですが、終わっても、ゆっくり福井に戻るつもり。このゴールデンウィークの唯一の息抜きでしょうか。皆さんは、「黄金の休日」しっかり楽しんでくださいね。
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by yasuhirohashimoto | 2007-04-28 15:22 | 雑記 | Comments(0)

公共性を視点にした米・独の公民カリキュラムの研究・渡米報告⑦

このシリーズ、今日が最後です。

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ロサンゼルス市訪問2日目。ロサンゼルス・郊外にある公民教育センター(CCE)を訪問しました。CCEの訪問は二度目。前回は、CCEが刊行している法関連教育カリキュラム全般について聞き取り調査をしました。今回は、社会参加型のプログラムに焦点を絞ってお話を伺いました。

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ご存じの方もおられると思いますが、CCEの作成しているプログラムで社会参加型と言えば、プロジェクト・シチズンになります。私も同プロジェクトは既に分析対象としており、論文にしています。簡単に説明しますと、身近な法的な問題に関するその解決策について、調査活動(地域の人々や有識者へのインタビュー等)を通して考案し、地域の人々に提案、評価してもらう中で、解決策を実行に移すべく行動する。といった過程で構成される学習で、ポートフォリオが活用されている学習です。このプロジェクト、最近南米からインド、ロシア、東南アジアの国々のNPOを通して学校現場で実践されているとのこと。またこのプロジェクトが「大流行」しているのは中国だということ。

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「下からの民主主義」「ご近所の底力型民主主義」を示すプロジェクトが、中国で流行というのは意外感がありますよね。センターの方の話だと、中国では、環境問題(環境汚染)が身近な法的問題としてよく取り上げられているようです。また、その解決策を地域の人々に評価してもらうだけでなく、子どもたちはマスコミ(テレビ局)に持ち込んでいるようです。テレビ番組で環境問題が取り上げられる。そしてその解決策を子どもたちが提案する。一般人民がそれを良心的に受け止める。テレビ局は、「プロジェクトシチズンが、良いプロジェクトである」と報道しているようなものです。結果として、人民受けがよいプロジェクトを地方政府(中国の教育制度では地方政府の権限は大きいのです)が採用する。こういったサイクルでしょうか。

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翌日、ロサンゼルスから帰国の途に。充実した渡米研究だったと思っています。研究成果は、学会で報告いたします。なお写真はCCEの正面玄関です。

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by yasuhirohashimoto | 2007-04-27 12:39 | 研究のこと | Comments(0)

はじめての法教育-みんなで暮らすために必要なこと-刊行

過日、見出しの書籍が岩崎書店から出版されました。同書は、私も「外部協力者」として関わっている、日本弁護士連合会・市民のための法教育委員会が、編集したもので、以下の5巻で構成されています。

(1)自由ってなんだろう
(2)責任ってなんだろう
(3)ルールってなんだろう
(4)公平ってなんだろう
(5)正義ってなんだろう

それぞれの巻を、委員会所属の弁護士の先生方が分担して執筆したものです。小学校高学年向けに作られています。ご興味のある方は、以下のホームページまで。

http://www.iwasakishoten.co.jp/

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by yasuhirohashimoto | 2007-04-25 12:31 | 教育のこと | Comments(0)

ジュニア・ロースクール福井2006 報告書及び授業DVD完成

昨日、本年度第一回の福井法教育研究会が開催されました。今回は11名の参加。新メンバーが2名加わりました。嬉しい限りです。

さて、議題は、主として、2007年度のジュニア・ロースクール福井 の企画の検討です。
結論としては、昨年度2日目の企画(「子どもに身近なトラブル・紛争を子どもたちが法的に解決する授業」)は引き続き行うこと。1日目の企画については、午後の裁判所見学は実施するにして、午前の部については、これまでの模擬紛争調停等と異なる、新しい案を今後検討すること。等が決まりました。

また、昨年度末に刊行された、ジュニア・ロースクール福井2006の報告書や授業DVDについても「参考資料」として配付されました。ジュニア・ロースクール福井2006の様子は、昨年8月のブログに書いてありますので、詳しくはそちらをご参照下さい。
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by yasuhirohashimoto | 2007-04-22 12:03 | 研究のこと | Comments(0)

公共性を視点にした米・独の公民カリキュラムの研究・渡米報告⑥

以前の日記の続きです。ミネアポリス・セントポールから、ロサンゼルスに移動しました。ロサンゼルスに移動した日は土曜日。翌日、日曜日は、ロサンゼルス市内のフィールドワークでした。

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ロサンゼルス市は、大変広い町です。我々が宿泊したロサンゼルス国際空港(LAX)近くのホテルからダウンタウンまでは、1時間程度かかります。ダウンタウンやハリウッドまでは、バスや電車(地下鉄)を乗り継いで移動。行きのバスの中では、途中、たくさんのパトカーが。バスの中の女性が「Murder(殺人)」と言っていましたが。

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そんなこんなでハリウッドへ着きました。びっくりしたのは日本だらけだということ。学生風の方が多かった。ハリウッドスターの手形が道に敷き詰められているチャイニーズ・シアターは日本人のるつぼでした。

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夕方には、サンフランシスコに滞在中のM氏と合流。M氏がレンタルしてきた車でサンタモニカへ移動。サンタモニカは、以前にも来たことあるのですが、昼間天気の良い時に来るのが良いです。のんびりできるところ。私が大好きな観光地です。夕食はサンタモニカで有名なレストランで食事。M氏と食事を共にしながら、翌日の公民教育センター訪問について打ち合わせました。

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しっかり休養したその日。翌日はしっかり仕事しました。公民教育センター訪問については後日。なお写真はダウンタウンの様子です。
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by yasuhirohashimoto | 2007-04-21 11:23 | 研究のこと | Comments(0)

葉桜。

福井の桜も葉桜に。これからは新緑の季節でしょうか。

今日ニュースを見ていると、筍採りがまもなく最盛期だそうです。
私は筍料理が好きなので、採りたての筍のてんぷらが食べたいなと思った次第。

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新緑の季節。今年は何となく寒くないですか?
明日は20度前後まで気温が上がるようですが、今週前半は研究室にストーブを
出しています。朝夕が寒い。どうやら巷では、体調を壊している方も多いようです。

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私の方は体調を壊している間もなく、仕事をしないといけないのですが。
なかなか調子が出ていません。
今年の心づもりとして、「締め切り仕事」はちゃんと締め切りを守ってするつもりだったのですが、早速できていません。ここで謝っても仕方ないのですが。心当たりの方、もう少し待っていてください。

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そんなこんなで、今週も終わりになりそうです。土曜日は、今年度初めての福井法教育研究会
です。夏のジュニア・ロースクールの企画検討などもありますし、研究会のメンバーにはお世話になります。今年もどうぞよろしくお願いします。
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by yasuhirohashimoto | 2007-04-19 22:53 | 雑記 | Comments(0)

“法”授業設計のためのストラテジー-高等学校地理歴史科・公民科の場合- 刊行

過日、見出しのタイトルの報告書を刊行しました。同書は、福井県内の高校の先生方と法関連教育に関心の高い先生方との「共同研究」の成果として2006年度福井大学教育地域科学部長裁量経費を使って刊行したものです。同書の目次は以下の通りです。

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Ⅰ章 地理歴史科・公民科における“法”授業設計の方法(橋本康弘:福井大学)

Ⅱ章 地理歴史科における“法”授業

1節 日本史の事例①-生類憐れみの令と動物愛護法-(竹吉睦:福井県立大野高校)
2節 日本史の事例②-人足寄場と刑務所制度-(川崎靖彦:福井県立藤島高校)
3節 日本史の事例③-民主主義を機能させるためには何が必要か-(角田将士:広島大学)
4節 世界史の事例-フランス人権宣言を考える 1791年憲法と女性の人権宣言-(宮本英征:広島大学附属中・高校)

Ⅲ章 公民科における“法”授業

1節 事例①-レファレンダムなど直接民主制的要素の導入-(鈴木利英:福井県立羽水高校)
2節 事例②-裁判員制度を通して国民の司法参加を考える-(坪田亮二:福井県立高志高校)
3節 事例③-憲法の原理から現行の著作権のあり方を批判する-(高林賢治:広島大学附属中・高校)
4節 事例④-国際債務問題を考える-(藤瀬泰司:佐賀大学文化教育学部附属中学校)

Ⅳ章 地理歴史科・公民科における“法”授業の展望-法学の視点から-(野坂佳生:金沢大学大学院法務研究科・弁護士)

※タイトルの後の括弧書きは、執筆者の先生と所属先(2007年3月現在)になります。

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法関連教育の実践事例は中学校が多く、高校での事例は少なかったと思います。今回の同書が、高校での法関連教育実践の「起爆剤」になればと思っています。なおご入り用の方は、橋本までご一報下さい。残部がある限り、対応いたします。
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by yasuhirohashimoto | 2007-04-13 12:35 | 研究のこと | Comments(1)

公共性を視点にした米・独の公民カリキュラムの研究・渡米報告⑤

ミネアポリス・セントポール4日目。夕方にはロサンゼルスに移動しなければなりません。
午前中の訪問先。これは御世話いただいた川瀬さんが勤務されている日本語補習校でした。
「公共性の研究」とは少しずれるのですが、共同研究の三人は補習校を今まで訪れたことはありません。折角の機会なので、訪問することになりました。

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日本語補習校とは、日本人学校とは異なり、土曜日に開校される文字通り「補習校」。通常アメリカの学校に通っている子どもたち等も含めて、日本の学習指導要領に対応した算数や国語等を学ぶことができる学校。教科書は日本政府による無償配付だそうです。ミネアポリスの日本語補習校は、幼稚園年少組から中学校3年生までのクラスがあり、それぞれのクラスは、数人から10人程度で構成されます。また学校の運営は父母が中心に行います。

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私たちが訪れた日は、ちょうど校舎(と言っても1週間に一度の間借りですが)が変更になった最初の日。運営に携わる保護者の方も、先生方もどたばたです。私たちはなるべく邪魔にならないように、全てのクラスを拝見。主には中学生クラスの授業を拝見しました。やはり日本語が不得手なお子さんもおられます。なかなか教えるのも大変(当然英語は厳禁です)。そんな中、隣の年長組の音楽の授業では「一年生になったら~♭ 一年生になったら~♪ 友達百人出来るかな♯」と元気な歌声が聞こえていました。

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午後には選択社会の授業も拝見し、2時に終了。終わり次第、空港へ移動。この日は相当疲れが溜まっていたようで、補習校で「うとうと」していました。ロサンゼルスへの移動の4時間は爆睡していました。なお写真は空港で見つけた「iPod」の自販機です。写真が暗くて分かりづらいかもしれませんが。日本で見たことないですよね。

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by yasuhirohashimoto | 2007-04-11 19:16 | 研究のこと | Comments(0)

新入生オリエンテーション

本日午前中に社会系教育コースの新入生オリエンテーションが行われました。11名の新入生。流石に初々しいですね。

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オリエンテーションでは、履修に関する説明を私の方から行った後で(今年度社会系主任なもので)、教員からの一言、そして新入生の自己紹介がありました。歴史が好きで社会系に入ったといった人たちが多かったですね。特に世界史が好きだという学生が多い。実はここ数年この傾向が出ています。世界史必修の効果が現れているのでしょうか。

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月並みですが、とにもかくにも、しっかり勉強して、それぞれの夢に向かった頑張ってもらいたいと思います。なお写真は本学で撮影した桜。福井は今が桜の見頃です。

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by yasuhirohashimoto | 2007-04-09 12:10 | 教育のこと | Comments(0)

公共性を視点にした米・独の公民カリキュラムの研究・渡米報告④

ミネアポリス・セントポール3日目の訪問先は、PC-TVです。

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PC-TVとは、Phillips Community TeleVisionの略で、地域の子どもたちを集めて、子どもたちの問題意識から映画を作るといった作業を行っています。PC-TVには映画を作ることができる装置。例えばビデオカメラや編集機材、写真を現像する暗室等が備え付けられています。この日はまず春休みに締め切りを迎える映画作りについてその進捗状況が子どもたち(5~6人)から報告された後で、過去に子どもたちが作った映画の場面について、質問を出し合うといった活動をしていました。子どもたちや「プロジューサー」の立場のPC-TVの人、子どもたちの活動へ指導・助言をしている大学生からは「(映画に出てくる)スターフルーツはどんな意味なのか」や「撮影の仕方はどうしていたのか」といったこと。映画の内容や方法について質問し合うといった活動(学習)です。その活動が終わった後、子どもたちは各々の作業に入っていきました。

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作業中、PC-TVの「プロジューサー」の方にインタビューをしました。インタビューでは、「子どもたちをどのようにして集めているのか」「運営資金はどうしているのか」「この活動はメディアリテラシーの育成を意識したものなのか」といった質問等を投げかけました。回答としては「学校長との良好な関係が13年間続いており、子どもたちを集めるためのビラ配りなどには協力的である」こと。また、「プログラムの運営資金はミネソタ州からも援助が出ている」とのこと。「映画を作っていく中でメディアリテラシーが育っていけるようになっている。自然と育つ。ここ最近の若い人たちは、知的、メディアに対する感覚が優れている。10年、15年前のメディアリテラシーの教育は古い。(ここで活動している)子どもたちはインターネットをツールとして使って、メディアを批判的に見ることができている」等です。

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最後にPC-TVの方から聞かれました。「日本で、カメラを子供に渡して、どんな問題があるのかを聞いて回るといったプログラムはあるのか」「ないでしょう。ただ、デジカメを子どもに持たせて、どんな問題があるのか撮影させる。例えばバリアフリーの問題。だけど、それは物を対象としたもので人を対象としていない。コミュニティづくりといった意識ではない」

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ミネアポリス・セントポール訪問2日目・3日目で共通して言えるのは、「コミュニティづくり」といった目標を学校・NPO・企業等を共有していること。この意識・目標がそれぞれの組織・プログラムに反映しているということ。大変興味深く感じた次第です。なお写真は、PC-TVの「プロジューサー」の方とのヒアリングの様子です。

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by yasuhirohashimoto | 2007-04-08 11:57 | 研究のこと | Comments(0)

福井大学教育学部の社会科教育学担当者が日々感じること、研究のことなどを気の赴くまま記しています。


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