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風の果て。

木曜日は早めに帰宅。

NHKの時代劇「風の果て」を見る。

現代にも通じる、登場人物の人間模様;苦悩を描いています。

出世階段を登り、筆頭家老になった桑山又左右衛門。追い落とされた杉山忠兵衛。
浪々の身で「報われない」そして死病にとりつかれた野瀬市之丞、貧しくても「幸せ」な生活を送る藤井床六。

藤沢ワールドの機微に触れる作品のような気がします。

http://www.nhk.or.jp/jidaigeki/kazenohate/index.html

ただし来週が最終回(苦笑)。
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by yasuhirohashimoto | 2007-11-30 19:12 | 教育のこと | Comments(0)

アマゾン。

私はアマゾンをよく利用します。

アマゾンでは、「ベストセラー」の欄の社会科部門を検索し、上位に上がっている本を拝見することが可能。また、欲しい書籍について、新品だけでなく中古品も掲載されているので便利。新品と中古品の価格差や中古品の質等を検討し、新品か中古品、どちらを購入するのか考えて購入します。

最近は中古品の書籍を選んでいました。例えば、社会科の授業構成に関わる、現T大学のO先生著作の「IF~THEN」とか。『実物絵図で学ぶ日本近代史』とか。

いずれも学生さんが読むのにちょうど良い内容のものをピックアップしていました。

ただこれまでは中古品でも私の想定内のもので何も問題なかったのですが・・・・

最近購入した書籍に、テスト問題に関する本がありました。これ、「グラフ・表を読み取る問題」と題する書籍。売値1000円。ネットでは、本の目次が出ていて、その内容は私が想定したもの(「国別の比較表を読み取る問題」「公民の表やグラフを読み取る問題」で教科教育分析に耐えられる内容)と考え、またテスト問題を多数所収した本だと思って、テスト問題分析に使えるかなと思いネット取引しました。

しかし、届いた物は、単なる子供が定期テスト前に用いる問題集。ペラペラのもので、定価380円。売値は1000円・・・

そもそも、これで売値が1000円なんておかしい。私の勘違いもあるのですが、相手方はおそらく「勘違いしたおまえが悪い」となるでしょう。目次はネットで示されていますし、相手方の情報提供には誤りはないのですから。すなわち相手方には過失はないのです。私自身が、書籍に関する情報検索を徹底しておけば防げたことになります。なおアマゾンでは中古品の返品取引について「相手方との直接交渉で、商品が届いてから1週間以内で行ってください」とあります。

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私人間の取引=契約を結ぶ上での「慎重さ」を学んだということでしょうか。たかだか1000円で目くじら立てるなと言われそうですが。
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by yasuhirohashimoto | 2007-11-29 18:03 | 教育のこと | Comments(1)

宇治散策。

先日の高槻市阿武野中学校での学校開放集会の帰途、本学の学生さん6名と一緒に宇治に立ち寄りました。

今回の旅行は、前日夕方から。車2台に分乗し、嵐のような天候の中、福井から大阪・高槻市への移動。高槻市内のホテルに入った後は、皆さんで夕食を食べにとある居酒屋へ。

翌日は午前中学校に伺い、午後から宇治へ移動。まずは平等院鳳凰堂へ。
みんなで記念撮影。

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平等院鳳凰堂、もう少し立派な建物の印象があったのですが・・・

そして、平等院ミュージーアム鳳翔館へ。雲中供養菩薩は感動しました。雲に乗った菩薩が様々な楽器を奏でる様子が彫り上げられたもの、のびのびとした繊細な内容物です。庭園内をさらに散策した後で、学生さんがガイドブックで見つけた「中村藤吉カフェ」へ。

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少しお高めでしたが・・・。場所代でしょうか。

最後は宇治市内の散策。タコの入っていないたこ焼きをほおばりながら(苦笑)。

しかしホント寒かったですね。皆さんは風邪をひかなかったでしょうか。

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1年に1~2回位はこのような企画も良いですね。
ただ授業日は他の先生方の講義もあるので、なかなか設定しにくいですが。
学生さんも休みの時期(2月とか8月)に他県で優れた実践をされている先生の授業を拝見したり、授業研究に参考になる催し物に参加する等、今後考えたいと思っています。
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by yasuhirohashimoto | 2007-11-26 12:50 | 雑記 | Comments(2)

大阪府高槻市阿武野中学校⑤

昨日、地域教育集会が開催されました。

以前にもブログに示しましたが、各学年毎(学年4クラス)に共通したテーマで同一の指導案を用いて法関連教育の「ルールづくり」の授業を2時間続きで行い、各学年・クラスの一部生徒は授業を抜けて体育館でパネルディスカッションに参加するという流れ。

■1年生:ディベート授業「中学生に携帯は絶対に必要ではない」
→肯定側と否定側に分かれ、「主張」「質問・反論」「最終弁論」を行い、肯定側から否定側に移動した人(その逆の人)に理由を発表させ、最終的な判断を子供たちに求め、その理由を問うといった構成。

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■2年生:「携帯電話のルールを考えよう!」
→携帯電話を持つことの是非について、持ちたいと望む生徒の立場、持つ必要はないと考える生徒の立場、持ちたいと望む生徒の母親(持つことに反対;携帯メールの使用が出会い系サイトなどへの接続につながる等)の立場、同生徒の父親(持つことに消極的賛成;学校からの帰り道の防犯上を考えると必要等)の立場に班のメンバーそれぞれが立って、それぞれの主張・理由を明確にし、主張を闘わせた後で、各々が自分の立場にたって、中学生に携帯電話は必要かについて考え、携帯電話を使う場合のルール(マナー)を提案する。そして自分たちが作ったルールを明確性・平等性・相当性の観点から評価するといった構成。


■3年生:「メールや掲示板・ブログについて考えよう!」
→ネットの掲示板使用によって「いじめ」を受けた子供が存在し、そのことを聞いた学校長の判断で以下のルールが提示されたといった内容。そのルールとは「自分の学校に所属する中学生全ては携帯を使ってはいけない。今後一切メールやブログ・掲示板の活用をしてはいけない。携帯を使ったり、メールの使用やブログの記入、掲示板への書き込みをしたことがわかった生徒については、いかなる場合もその理由を聞かないで、テストの点数を0点として一切進級させない」といったもの。このルールの妥当性を考える前に、メールや掲示板、ブログの良い点・悪い点を考え、また学校で起こった問題について、校長先生の立場や生徒の立場、保護者の立場から考察した後で、校長先生が提案したルールについてその問題性を理由とともに子供たちが発表し、最終的に自分たちでどのようなルールを作れば良いのかを明確性や平等性、相当性の観点から考え提案するといった構成。

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□パネルディスカッション:生徒代表・保護者代表・関西大学学生、弁護士がそれぞれの立場から、携帯電話やメールについて、そのルールやマナーについて発言するといった内容でした。

いずれの授業も予定通りに進めたのではないかと思います(2時間目の各クラスの授業はパネルディスカッションを参観していたので拝見できなかったのですが、授業展開を考えれば、指導案の最後まで済ませることができたのではと考えられます)。内容的には、2年生の携帯電話のルールは子供から提示される内容が教師が想定していたルールよりも少なかったようです(本学の学生さんから伺った話によれば)。3年生については3-3を中心に拝見しましたが、子供たちもよく考えていましたし、校長先生の作ったルールの問題性もルール適用の範囲の問題性や、ルールが遵守可能な内容なのかどうか、罰則の「平等性」の観点から分析できていました。自分たちが作ったルールがどのような内容だったのか、後日教えていただこうと思っています。パネルディスカッションも各々しっかり準備されていたと思います。

ただ、一つ一つの授業の細かい点については改善の余地がありますし、授業とパネルディスカッションの「連携」が十分とれていたのかが疑問が残ります。授業の内容をふまえつつ、パネルディスカッションが進められる必要があったと思います。また子供たちが授業で作った(見直した)ルールをパネルをふまえてさらによりよいものにするといった構成がより望ましいと思います。今回は、授業とパネルディスカッションが「ばらばら」に行われていたような印象ですね。

最後に、私の方から阿武野中学校での取り組みに感謝の意味を込めてコメントをしました。また、パネルディスカッションに参加された大阪弁護士会のF弁護士からの授業の感想が述べられました。F弁護士からは「自由権」や「平等権」とリンクされた授業(主張や問題点を考える上での「根拠」を明確にした授業)として展開可能だったのではという指摘がありました。この指摘は「社会科授業」として構成する場合重要なポイントです。

***
今回の取り組みを本学の学生さん6名も参観しました。前日講義終了後から、2台の車に分乗し、高槻市内のホテルに宿泊。翌朝の集会に参加しました。また、他大学の学生さんも興味を持たれて参加されました。本学の学生さんには後日講義の中で感想を述べてもらおうかと思っています。
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by yasuhirohashimoto | 2007-11-23 13:22 | 研究のこと | Comments(0)

春夏秋冬でなく、春夏冬?

「日本に真冬並みの寒気が・・・」

天気予報で良く聞くフレーズですよね。福井市内はまだ雪は降っていませんが、、

先ほど、ごみ収集のおじさんが「13階(福井大学自慢?の13階建てのタワー;来年同じ建物が建つので「ツインタワー」になります)の掃除をしていたら、山麓が雪化粧してたよ」とおっしゃっておられました。

東北地方は町中でも雪化粧のようですね。

まだ11月だというのに・・・・

昨年は、全くといっても良い程、雪が降りませんでした。その反動でしょうか。

ということは今年の冬は長い・・・のでしょうか。

投機的な原油価格の高騰で、例年になく灯油も高く、今年はエアコンの暖房の方が石油ファンヒーターよりも安く済むといった噂もあります。

本学は地域手当のアップが「凍結」されているし、、給与は上がらず、懐寂しいといたところでしょうかね。

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ブログの更新が遅れて済みません。本学のある先生が「北陸の11月は『魔物』が住んでいる。人々のやる気を無くさせる月だ」とおっしゃっておられました。先日のブログにも書きましたが、真夜中の数分おきの落雷(太平洋側だったら、落雷があっても、雷雲が過ぎ去れば・・・となるのでしょうが、日本海側は雷雲が居座るのです)。そして曇天続き。「気候が災いの元」!?

ちなみに、私はブログに示すネタが無かっただけですので、念のため(苦笑)。
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by yasuhirohashimoto | 2007-11-19 13:00 | 雑記 | Comments(2)

最近気になったニュース。

先日来のニュースについて一言。

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スペイン、ポルトガルや中南米諸国など計22か国で構成するイベロアメリカ首脳会議がチリの首都サンティアゴで8日から10日まで開催され、毒舌で知られるベネズエラのチャベス大統領が、スペインのアスナール前首相を「ファシスト」と繰り返し非難、業を煮やした同国のフアン・カルロス1世国王が「黙れ」と一喝する場面があった。

 スペイン国営EFE通信などによると、チャベス大統領は会議中、ベネズエラで2002年に起きたクーデター未遂事件について、アスナール前首相が計画を支援していたと非難。前首相は会議に出席していなかったが、大統領はさらに中南米の問題に何度も干渉したとして、「蛇の方がまだ人間らしい」などとこき下ろした。 (読売新聞報道引用)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071112-00000313-yom-int

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チャベス大統領のこの発言に対して、サパテロ現スペイン首相は、「民主的な選挙で選ばれた首相に対しては敬意を払うべきだ」との趣旨の発言をされたようです。全くその通りだと思いますね。業を煮やした国王の気持ちもわかります。チャベス大統領はさらにこの件について、スペインとベネズエラの関係について「再検討」するということも言っているようですし。

イラン大統領の「脱線発言」といい、為政者=大統領としての品位はどこにいったのでしょうかね。

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昨日は、夕方から福井県の高校の先生お二人をお迎えして、今後の研究課題について話し合いました。この課題については、追々ブログにて。
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by yasuhirohashimoto | 2007-11-16 11:35 | 興味津々なこと | Comments(0)

世界人権問題研究センター・共同研究会。

過日、見出しの財団法人で、人権教育研究を行っているグループの共同研究会に参加し講演してきました。

共同研究会に参加されているのは、ジェンダーや、グローバル教育、人権・同和教育等の専門家の方々。

私の方からは法関連教育のあらましをお話しながら、「人権教育」と結びつく可能性のある実践事例を紹介しました。

参加者の方は大変熱心で、話の途中途中に質問が出されました。また「人権教育と法教育の結節点」についてどう考えれば良いのかについて意見交換をしてきました。

あっという間の2時間30分といった感じでしょうか。

そういえば、大学の講義、90分授業を行うのも、最近あっという間に終わるといった印象。大学に就職する前は50分授業が普通だったわけですから、、、

聞いている学生さんは長く感じているかもしれませんが(苦笑)。

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昨日・一昨日と、福井は夜中雷がすごかったですね。今日はあられも降ったようです。いよいよ冬モードに突入でしょうか。明日は朝から会議のために東京へ。日帰り出張です。
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by yasuhirohashimoto | 2007-11-12 20:14 | 研究のこと | Comments(2)

法教育シンポ in 横浜。

法務省・日弁連・最高裁主催の見出しの会が12月2日に横浜市で開催されます。

江口勇治先生の基調講演の後で、横浜での教育行政・学校現場・弁護士会の間のコラボによる取り組みや、大杉昭英先生による報告などが行われる予定。

当日は、日弁連委員会が横浜で開催される予定ですので、私もシンポにも参加するつもりでいます。

もしご興味のある方は、下記を参照下さい。

http://www.moj.go.jp/KANBOU/HOUKYO/kyougikai/symposium-yokohama.pdf

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すっかり秋めいてきましたね。昼間はからっとした暖かさ。夜は肌寒く、電気毛布と分厚い羽布団にくるまっています。しかし、秋・冬はどうしてか睡眠がよくとれるんですよね。寝不足ということもなく、翌朝快適です。そのまま快調に仕事もこなせればよいのでしょうが(苦笑)。
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by yasuhirohashimoto | 2007-11-11 10:32 | 教育のこと | Comments(2)

社会科教育・学校マネジメント12月号の論考紹介。

明治図書の月刊誌のうち、社会科教育・学校マネジメントの12月号に私も寄稿しています。

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社会科教育12月号 特集 私の教材研究ノート・着想メモ秘公開

気づいたら、切り貼りすること、印刷すること、ブログに書き込むこと/橋本 康弘

毎朝起きて行う日課について言及した内容になっています。教材研究の基礎・基本でしょうか。

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学校マネジメント12月号 特集 “新・教育公務員”資質能力と行動基準

「子ども絶対主義」の陥穽/橋本 康弘

福岡県で起こった教師による子供への「いじめ」問題は実は「でっちあげ」であったと解釈できる事案を通して、弁護士・マスコミ・学校現場の抱える問題点を「子ども絶対主義」と捉え論じた内容になっています。

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今日は授業を終え、これから京都へ。京都で依頼された講演をこなします。
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by yasuhirohashimoto | 2007-11-09 12:44 | 教育のこと | Comments(0)

社会科・辞典刊行。

先日、明治図書から岩田一彦・片上宗二・池野範男編『社会科 間違いやすい・紛らわしい用語指導辞典』が刊行されました。

私も「公民」分野を分担執筆しています。「歴史」分野の執筆者に岐阜県のA先生や、香川県のH先生、長崎県のF先生やO先生、和歌山県のK先生と、教社の先輩・後輩・同級生が名を連ねていて、学生時代を思い出し、懐かしく感じました。

ここに上がっているメンバーが、そろそろそれぞれの現場経験(問題意識)を生かして研究を始めてほしいといった編者の意図が見え隠れ?

最初執筆依頼を受けた時は「売れるのかなー」と思っていましたが、刊行された内容を見ると、「これはこれで良いかな(内容的に)」と。ちょうど今般の学習指導要領改訂では「基礎・基本」が重視されていますし、「基礎・基本」に位置付く用語を再度確認しましょうといった出版趣旨は納得できるものです。

ただこれを生かしてそのまま授業を作られたのでは、「暗記」社会科に逆戻り。それだけは勘弁といったところでしょうか。

3,885円と「ややお高め」ですが、地理・歴史・公民すべての領域をカバーしていますので。是非関心のある方は購入されてはいかがでしょうか。

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by yasuhirohashimoto | 2007-11-06 11:10 | 研究のこと | Comments(2)

福井大学教育学部の社会科教育学担当者が日々感じること、研究のことなどを気の赴くまま記しています。


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