<   2011年 05月 ( 22 )   > この月の画像一覧

言語活動の指導事例(中学校編)公表。

昨日、「言語活動の充実に関する指導事例集」の中学校編が公表されました。

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/gengo/1306108.htm

なかなかこれも大変でしたが。
ようやく公表まで辿り着いた印象です。

公民的分野の4事例を提供頂いた諸先生方、本当に
お世話になりました。ありがとうございました。

これでカスミの仕事も全終了です。
[PR]
by yasuhirohashimoto | 2011-05-31 18:37 | 研究のこと | Comments(0)

法と教育学会第2回学術大会。

標記の件について、第一次案内が公表されました。

http://gakkai.houkyouiku.jp/activity.html#b03

今年度の大会は、学習院大学で9月4日に行われます。

今大会の基調講演は、ロールズの研究でも有名な川本隆史先生
(東京大学)にお願いすることになりました。

またシンポジウムは「発達段階と法教育」をテーマに、発達心理学者で
子供の法的な発達について研究を進めておられる長谷川真里先生(横浜
市立大学)をお招きし、最新の研究成果をご発表頂き、それを基にして、パ
ネリストが各々の立場で意見表明し、ディスカッションする予定です。

これまで社会科教育研究で心理学の研究成果を生かした論考はいくつか
提示されていますが(島根大学のK先生の論考や本学のT先生の研究成果
が著名です)、法的発達についてはこれまで全く取り上げられておらず、
とても興味のある「問題提起」になると思います。

是非ご参加下さい。

会員の先生は参加費無料です!(非会員の方は参加費1000円と格安です)

また以前のブログにも書きましたが、今年度は自由研究発表も募集しています。
我こそは!という、皆さん。是非ご発表下さい。

どうぞよろしくお願いいたします。
[PR]
by yasuhirohashimoto | 2011-05-29 21:38 | 研究のこと | Comments(0)

教員採用試験願書指導(2011)。

今年度もゼミ生を中心に行っている「願書指導」。

教員採用試験の願書には「○○県の教員を志願する理由」や
「自己アピール」といった記述欄があります。

学生さんからは「○○県を志願する理由と言っても、特別○○県を志願
する理由は思い当たらず、何を書けば良いかわからない」「自己
アピールはどの程度のことを書けば良いかわからない」といった
「意見」をよく聞きます。

ですので、私が福井大学に赴任して毎年行っているのが「願書指導」。

まず一度目は各自が「自由」に書いた願書を持参し、その文章を拝見。
15分程度の指導を行います。

その際、上記課題に答える場合の「留意点」をお話しし、書き直してもらいます。

二度目の指導では、持参した願書の内容を生かしながら、課題に沿った
適切な文章になるよう、指導します(30分程度)。

だいたい二度目の指導でほぼ完成しますが、出来ていない場合は三度目の
指導を行います。

ここ数日は福井県を受験する学生の指導を行っています。

今日もこれから、3名の学生さんが来室予定です。
[PR]
by yasuhirohashimoto | 2011-05-28 09:14 | 研究のこと | Comments(0)

現代アメリカ社会科の展開・・・。

過日、大阪大谷大学の田中伸先生よりご著書を献本頂きました。

現代アメリカ社会科の展開と構造-社会認識教育論から文化認識教育論へ-,風間書房

アメリカ合衆国社会科の文化学習の展開と構造について、アメリカ合衆国で開発されてきた諸プロジェクトを事例に「知識理解型」「知識追究型」「知識批判型」「意味理解型文化研究」「意味追究型文化研究」「意味批判型文化研究」に類型化し、整理を試みた学位論文を改訂し出版されたものです。

是非ご関心のある方は購入されてはいがかでしょうか。

**************************************
今日から大学祭。天気が心配ですが、現在の所は何とかもっている感じです。
喧噪の中、これから教授会です。
[PR]
by yasuhirohashimoto | 2011-05-27 13:07 | 研究のこと | Comments(0)

現代アメリカ初等歴史学習論・・・。

過日、ご著書を献本頂きました。

田口紘子,現代アメリカ初等歴史学習論研究-客観主義から構築主義への変革-,風間書房

ご著書では、アメリカ初等歴史学習で特徴的な実践を丹念に分析され、現代のアメリカ初等歴史学習を「歴史的関係構築型」「歴史的意味構築型」「社会的関係構築型」「社会的意味構築型」の4つに類型化され、ぞれぞれの特質を明らかにされています。

田口先生は鹿児島大学に勤務されており、現在はアメリカ・テキサスに在外に出ています。
益々ご自身の研究が進展するのではないでしょうか。

是非ご興味のある方は購入されてはいかがでしょうか。
[PR]
by yasuhirohashimoto | 2011-05-26 08:39 | 研究のこと | Comments(0)

岐阜大学・生活科講義2回目(2011)。

昨日、岐阜大学で生活科の講義を担当してきました。
先回のブログにも書いたとおり、広島大学附属小学校に
以前勤務されていたN先生の「新実践」が手に入ったので、その実
践記録と授業ビデオを学生さんには見てもらい、その授業の「良さ」
について分析してもらったり、生活科授業を行う上での「難しさ」につ
いて考察してもらいました。

今回学生さんに見てもらったのは「しんかんせん」の授業。
「しんかんせん」の乗り場(広島駅)を見学し、自分たちが普段使っている
「電車」の乗り場(広島大学附属小学校前)と比較し、何が違うのかを
まずは考えさせます。児童からは「乗り場の高さが違う」「乗り場の広さが
違う」「屋根の高さが違う」「売店の有無」等々が提示されます。

その後で、絶妙なタイミングで広島駅にある「テレビモニター」を提示し、
「このモニターは何のためにあるの?」「誰が見ているの??」と問います。

「誰が見ているのか」という問いに対して、児童は「警察官が見ている。
なぜなら泥棒を監視するため」「駅員さんが見ている。警察官の人に
泥棒を発見したら伝えるため」「お客さんが見ている。」等々の意見が
提示され、「誰が見ているのか」に焦点を絞った議論をN先生が促します。

児童からは「駅員さんが、(先述の乗り場の高さの違いを意識して)ホーム
から落ちた人がいたら助けるため」といった趣旨の意見が示され、
「広島駅のホームは電車のホームに比べ高いから、駅員さんの監視が
行き届かない(そういった趣旨の意見)。だから、モニターで見ている」
といった意見を子供が発し、テレビモニターはお客さんの「安全」を守る
ための施策であることを子供なりにつかみます。

学生さんにこの授業を評価させると、この授業の「良さ」を教師の指導技術
(問いを発するときに何人かに当てて効率的に答えさせている等)ばかり
に目がいっていたのが残念でしたが、1時間目のクラス(全部で3クラス
3時間講義をします)では、モニターに焦点を絞ったこと、そして議論をし
やすいテーマを提示していること、などを評価する意見もありました。

2時間目以降のクラスでは私が求めていた答えが出ませんでした。
私の問いの出し方が上手くなかったのですかね。

ただこの授業は「良い授業」ですよ。先回実践記録だけで分析してもらった
「きゅうしょくしつ」の授業も良かったですが。

同講義でお世話を頂いたS先生とお話すると、「(2つの授業とも)良い授業で
しょう。それと、この授業は『生活科』というよりは低学年『社会科』ですよねえ。
また学生はこの授業を行うことの『難しさ』がなかなかわからんですよ」とお
っしゃっておられました。

「なるほど」と思いつつ、しかしこういった講義を続けていくことが大事だとも
思いました。
[PR]
by yasuhirohashimoto | 2011-05-24 20:06 | 教育のこと | Comments(0)

情報交換。

昨日A県の小学校教諭をされているI君(元ゼミ生)と会食。
こちらからお願い事があったということもあるのですが。

A県の教育事情を色々聞いてきました。

I君曰く、学習課題を設定して授業を組織しているのは
学年?学校??の中で自分くらいだ、と言っていました
(まあたまたま所属した学校にも依るのでしょうが)。

そのI君は新採2年目にして社会科主任だそうです(笑)。

また地域学習の内、消防と警察の授業づくりの違いをどう意識
すればよいのか、よくわからないとのこと。

学習指導要領解説を読むだけではその違いは見えにくいという
ことでしょうか。

いずれも教えたいことが「安全を守ってくれる」ですからねえ。
それでは違いがわかりにくいといったことでしょう。

どうもA県では社会科の「教科書授業」が比較的行われている
という噂も聞きます。

社会科は理数教科や国語に押されて「斜陽教科」と言われてきましたが。
これではねえ。。。
[PR]
by yasuhirohashimoto | 2011-05-23 19:29 | 教育のこと | Comments(0)

日本公民教育学会第二次案内(2011)。

来月日本公民教育学会が愛媛大学で開催されます。
第二次案内が完成したようですので、ご案内致します。

http://wwwsoc.nii.ac.jp/civicedu/20110618ehime-final.pdf

以前のブログでもご紹介しましたが、今回のメインゲストは、
アメリカ社会科研究の「重鎮」パーカー先生であることは衆目の一致するところ。

先生のご講演も興味がありますし、シンポジウムでは改訂学習指導要領で注目
される「言語活動の充実」をテーマとして取り上げています。

また自由研究発表では「法教育」に関する内容のご発表もありますし。

翌日にはブックトークも予定されているようです。

是非興味がある方は参加されてはいかがでしょうか。
[PR]
by yasuhirohashimoto | 2011-05-22 09:23 | 研究のこと | Comments(0)

福井県教員採用試験概要発表(2011)。

昨日、標記の件が公表されました。

本年度は昨年度に比べ30名程度採用枠が拡がりました。

「来年度受かればよい」といった甘い感覚はなくしてほしい。
本年度合格できるように全力を尽くしてほしい。

それと、近年福井県の採用枠が拡がっているので、
他県を受験しようとしない学生が増えていますが、
この考え方も見直してほしい。

福井で教員をしようが、他県でしようが一緒だと思います。

これから願書の志願理由の指導も始めます。

とにかく頑張って下さい。

http://www.pref.fukui.jp/doc/gakkyo/saiyou/jouhou.html

**************************************
この記事で700記事となります。
どこまで続けることができるのでしょうか。
私も頑張りたいと思います。
[PR]
by yasuhirohashimoto | 2011-05-21 20:13 | 教育のこと | Comments(0)

福井大学教育地域科学部附属中学校事前研究会(2011)。

過日、標記の研究会が開催されました。

本年度は、6月3日(金)に研究大会が開催されます。
その研究大会の折りに公開する授業の検討を行うのが、
「事前研究会」です。

本年度は、中2の地理的分野で「これからアジアのリーダーになる
国はどこか」をテーマにした授業と、中3の公民的分野で
「より安心な未来社会をつくるにはどうすれば良いか」をテーマにし
た授業になります。

ここでいう「リーダー」とは政治的なリーダーや軍事的なリーダー、
ではなく経済的なリーダーを指すとのこと。先進国の経済成長が
鈍化している中で、「リーダー」は経済成長率が8%を超えるような
インドや中国、などに絞られ、議論が展開されそうです。

それぞれの国には経済発展の特徴がありますので。「中国は○○の経済国」
「インドは○○の経済国」といったようにレッテルを貼ってみると、その違いが
はっきりして今後の経済成長を議論する上で有益のような気がします。

ただこのテーマを本格的に議論するとなると、「インフラ」「政治制度
(政治情勢)」「為替」等々、経済活動の諸因子が関連してきます。ど
の程度の議論になるのか、子どもの「理解度(難易度)」の問題、先生
が示される資料の問題、いくつか課題はありそうです。

中3は「安心な未来社会」を子どもたちがどうイメージするのか、ちょうど
震災があったので、「災害に強い国づくり」を今後目指していくのか、ただ
その場合、「費用対コスト」の問題(スーパー堤防の「仕分け」問題が思い
出されます)が出てきますし。高齢社会の進展から「社会福祉を重視した国
づくり」を目指すのなら、国民負担の問題や、現在の福祉制度の問題点を
調べる必要も出てくるでしょう。一つの未来像を提示する場合に、一方で課題
もあることを子どもたちに認識させることが重要でしょうね。

「協力者」の先生方からもたくさんの意見が提示されましたので、後2週間に
迫った研究大会でよりよい授業が公開されることを望んでいます。
[PR]
by yasuhirohashimoto | 2011-05-21 09:28 | 研究のこと | Comments(0)

福井大学教育学部の社会科教育学担当者が日々感じること、研究のことなどを気の赴くまま記しています。


by yasuhirohashimoto
プロフィールを見る
画像一覧