<   2011年 07月 ( 22 )   > この月の画像一覧

(財)文教協会調査・研究助成金採択。

過日応募した、文教協会調査・研究助成金が審査を通過し、下記のテーマで
研究を進めていくことになりました。

中等教育における「司法及び法に関する学習」の充実のための
教材開発研究

共同研究者は、以下の先生方です(敬称略)。

福井弁護士会 野坂佳生
          井上毅
          後藤正邦
宮崎大学    吉村功太郎
岡山大学    桑原敏典
川崎医療短期大学 中原朋生

新学習指導要領で重視された「司法および法に関する学習」
のうち、「対立と合意、効率と公正」「幸福、正義、公正」「法に関する基本的な見方や考え方」
「私法に関する基本的な見方」などに関する教材開発を行う予定です。

来年夏までには、この研究成果についてシンポジウムを開催します。
このブログでもその詳細について報告したいと思います。
[PR]
by yasuhirohashimoto | 2011-07-31 18:50 | 研究のこと | Comments(0)

NIE公開授業の打ち合わせ。

昨日、今秋公開授業を予定している高校の先生方から
授業の進め方について相談を受けました。

この学校は来年のNIE全国大会でも公開授業を受け持ち、
来年の大会で公開予定の授業を今秋試み的に実施することに
しています。

先日のNIE全国大会でも思ったことですが、同大会は、新聞記事
を使うことが前提で、新聞記事を使えば、いかに子どもたちの社会的
事象などに対する関心や様々な能力が育つといったことを「前提」とし
た発表ばかりで、私としては少し不満が残るものでした。

新聞で「できること」と「できないこと」があるはずで、新聞の「限界」に
も焦点を当てないといけないと思っています。

福井大会高校部会の各発表の課題にしたいと個人的には考えています。

相談を受けた授業については、今秋の公開授業の際にブログで詳述した
いと思います。
[PR]
by yasuhirohashimoto | 2011-07-30 06:46 | 研究のこと | Comments(0)

前期講義終了。

今年度の前期講義も、本日の「大学入門セミナー」で終了しました。
本日は「社会科教育学とは何か」をテーマに1年生を対象に講義。
1年生がこれまで受けてきた小・中・高等学校の授業を振り返り、
反省的に吟味していく中で、そのこと自体が、社会科教育学の
研究アプローチの一つであることを説明し、社会科教育学の
研究スタイルについて言及しました(臨床的研究、演繹的研究)。

また講義の後半では、現代社会における要請からの社会科教育学
研究の一例として、「法教育」があり、新しい内容知(科学知)が必要
とされていること、そのような内容知を見出し、授業化することの必要
性について論じました。

1年生には難しい話をよく聞いてくれていたと思います。

学部2年後半以降に学ぶ、社会科教育学。彼らにとっては、聞き慣れない
学問ですが、それまでの間、内容学をしっかり習得して、社会科教育学を
学んでほしいと思っています。

***************************************
本日は福井県教員採用試験一次試験の合格発表日でした。
私のゼミからは2名の合格者。引き続き、二次合格に向けて、
努力を惜しまないようにしてほしい。残念な結果だった学生さんは、
来年度の合格に向けて、そして各々の課題を克服すべく頑張って
下さい。
[PR]
by yasuhirohashimoto | 2011-07-29 19:36 | 教育のこと | Comments(0)

今日は京都にいます。

昨日から京都入り。
本日これから、京都市総合教育センターで中学校社会科
の研修講座を受け持ちます。

新学習指導要領の趣旨を踏まえた公民的分野の指導

「対立と合意、効率と公正」の習得や活用の話を中心に
進めていく予定。100分の講演です。

京都の夏は蒸し暑い印象ですが、昨日は涼しかったですね。
ホテルは節電モードで、エレベーターは「蒸し風呂」でしたが。

********************************
講演も無事終了。ただ前半いまいち調子出ず。
後半は調子よくしゃべりましたが。
お世話頂いたT指導主事、ありがとうございました。

これから福井に戻ります(13:41)。
明日は前期の最終講義。その準備もしなくては。
[PR]
by yasuhirohashimoto | 2011-07-28 09:03 | 教育のこと | Comments(1)

NIE全国大会(2011)。

昨日・本日とNIEの全国大会が青森市内で開催されました。
1日目は、記念講演とパネルディスカッション。
2日目は、公開授業と実践発表です。

パネルディスカッションは、「新学習指導要領とNIE」
をテーマに議論されました。
公開授業は高校国語の授業を、また中学校社会(歴史)
の授業を拝見しました。

実践発表よりも公開授業が良いですね。授業のイメージ
がわきますので。

来年は福井大会、今大会に負けず劣らず、質の良い
発表、授業が公表できるように、しっかり助言して
いきたいと思っています。

**************************************
現在、新幹線で福井に戻る途中です。
現在、静岡あたり。
ようやくここまでたどり着いた印象です。
[PR]
by yasuhirohashimoto | 2011-07-26 19:59 | 研究のこと | Comments(0)

今日は青森にいます。

正確には、現在向かっています。
本日・明日とNIEの全国大会が青森市内で開催されます。

福井駅に5時30分集合。20名以上の現場の先生方や、
指導主事の先生、T会長とともに、現在東海道新幹線の中。

午後2時前に青森に到着ということで、片道9時間弱。
余裕で海外に出張に出かけられますね(笑)。

今日は午後から、講演とパネルディスカッションを拝聴
します(それまでに疲れ切ってしまいそうですが・・・)。

その様子は後日このブログにアップしたいと思います。

***************************************
福井県の教員採用試験1次試験が昨日で終了。
どうも出題傾向が変わったようで、「教職教養」が難しかった
とのこと。

自信をなくしている学生さんも多いようですが、
おそらく、全ての受験生にとって「難しかった」はず
です。

そう心配しなくても良いと思いますので、
二次試験の対策の準備を怠りなく。
[PR]
by yasuhirohashimoto | 2011-07-25 07:43 | 雑記 | Comments(0)

価値判断力・意思決定力を育成する社会科授業研究会(201107)。

昨日標記の研究会に参加してきました。
この研究会は、お茶の水女子大学附属小学校の岡田先生と、筑波大学附属小学校の梅澤先生が中心になって昨年度立ち上がった組織です。

年に数回、著名な研究者の先生に講演して頂いたり、授業を公開し検討を行ったり、「価値判断力・意思決定力」を育成する社会科授業の在り方についてパネルディスカッションを行っています。

http://homepage3.nifty.com/umesen/kachi1.html

お茶の水の岡田先生の実践は以前から注目しており、このブログでも取り上げたことがあると思います。
お茶の水の「市民科」はシティズンシップ教育を研究する研究者にとって研究対象そのものだと思います。

昨年度は公務多忙で、お茶の水の附属小学校の授業を拝見できず、残念に思っていたのですが、今回の研究会でその振り返りをするということでしたので、参加してきました。

今回の研究会の内容は以下の通りです。

9時30分 受付開始
10時00分 開会行事
10時10分 実践報告 価値判断力・意思決定力を育成する市民の実践報告
               6年「子ども手当をどのように役立てるのか」
               報告者 岡田泰孝(お茶の水女子大学附属小学校)
        実践についての協議会
12時00分 昼食
13時00分 授業づくりパネルディスカッション
         場面設定型授業を提案するうえでの不安点・問題点を解決するためにⅡ
          -歴史的内容領域における価値判断・意思決定の授業づくり-
         パネラー 新貝 朗 (東京都多摩市豊ヶ岡小学校)
                恒川 徹 (愛知県岡崎市立六名小学校)
                梅澤真一 (筑波大学附属小学校)
         コーディネーター 岡田泰孝(お茶の水女子大学附属小学校)
15時00分 講演 「社会的価値判断力・意思決定力を育てる教育が求められる社会的背景とその実践」
             小玉重夫 (東京大学大学院)

残念ながら、所用のため、授業づくりパネルディスカッションの途中までしか参加できませんでしたが、同会に、昨年度までT学芸大学の学生だったN君(現T波大学大学院)がいたので、聞くことが出来なかった話についてはN君経由でリサーチしました(N君ありがとう)。

私のコメントは、「子どもの手当~」の授業については、協議会の際にもお伝えした通りですが、子どもの「自発性・自主性」にあまりに重きを置きすぎたために、元々の狙いである「価値判断力・意思決定力の育成」といった目的がどこかに飛んでしまった感があります。つまり、この授業で行うべき「価値判断・意思決定」は何か、どのような価値対立を想定して、子どもたちに判断を求めているのか、子どもの「自発的・自主的」な学びは子どもの「興味・関心」に基づいて進んでいきますので、最終的に教師が求めている価値対立に辿り着くかは「子ども次第」になってしまいます。今回の授業では、先生が最終的にねらい?としていた「高福祉高負担」「低福祉低負担」(そもそも「中福祉中負担」もありますが)といった国家の在り方を問う価値・概念に特定の子どもの思考は至っていたかもしれませんが(その子は「価値判断力・意思決定力」が身についた?)、他の子どもはどうなのか??他の子どもの「価値判断力・意思決定力」は身についたのか否か。。。その辺りがわかりにくいし、それを検証する「評価問題」も大切になってくると思います。

いずれにしても、協議の中でも議題になっていた「価値判断力・意思決定力」とはなんぞや?といった問いの答えを仮定し、それを段階的に授業の中で育てるためには、どのような授業構成が必要になるのか、授業のスキームを「大枠」でも良いので作った上で、授業づくりを進めていくことが大切だと痛感しました。

午後の部は、梅澤先生が行ってきた歴史学習の中での「価値判断力・意思決定力」を行うための方法原理として「模擬裁判」を採用し授業を展開したことについてのご報告。歴史認識を深めるためのツールとして「模擬裁判」を使ってみたといった趣旨のご報告になっていたと個人的には思いました。「模擬裁判」を用いることの「有意性」(すなわち、ディベートや討論授業との違い)についてもう少し触れて頂ければ良かったのかなと思いました(若干触れられてはいましたが)。

具体的な授業のレベルで語ると議論もわかりやすい。色々と勉強になります。
いずれにしてもご発表の授業は「質の高い」授業ばかりだと思いました。

よく「附属だからできる」という言葉を聞きますが、その言葉は自分自身の授業を「よりよくする」ことを諦める考え方に直結します。「附属だからできる」ではなく「うちでもできる、質の高い授業」を追い求めることが大切だと思います。附属の授業を参考にして、そして普段の授業の質の向上を図ること。。現場に出た橋本ゼミの諸君、頑張って下さい。
[PR]
by yasuhirohashimoto | 2011-07-24 18:16 | 研究のこと | Comments(0)

終業式。

福井県内の小・中学校は昨日が終業式。
今朝、官舎を出る時に、子どもたちがラジオ体操していました。
何か懐かしい光景。
まだ、ハンコを押してもらっているのだろうか・・・。

本学は来週いっぱいまでは講義で、8月1週目は試験週間になります。
並行して、免許更新講習も始まり、学生さんや現職の先生方が
入り交じり、大学も賑やかになります。

台風一過でフェーン現象。うだるような暑さが続きますが、
皆さん、ご自愛下さい。
[PR]
by yasuhirohashimoto | 2011-07-21 07:57 | 雑記 | Comments(1)

日本カリキュラム学会(2011)。

過日、北海道大学で開催された同学会研究大会に参加してきました。
今回は発表はなく、「気楽」な立場。

シティズンシップ育成、公共性に関する部会に参加しました。

議論を聞いて感じたこと。

ハーバーマス的な「世界市民」は理想主義である。
それぞれの国家の国家を前提とした、シティズンシップの育成
が多くの国家の教育目標である。
シティズンシップ教育は「統合」の在り方の違いであり、
その違いを根底に置いて教育論が語られている。

まあ、わかっていたことではありますが、それを再確認した
ということでしょうか。

日本のシティズンシップ教育はよりよいもの、にしていきたい。
他国のものを理想とすることなく、より現実的でより市民的な
段階的なカリキュラムを追究すべき、そう考えた次第です。

やはり「法教育」はその根幹です。
[PR]
by yasuhirohashimoto | 2011-07-20 20:44 | 研究のこと | Comments(0)

教員採用試験1次まで後、数日。

福井県の教員採用試験がいよいよ始まる。

1次試験
日程
7月23日(土)・24日(日)
教養試験
教職教養・一般教養
実技試験(昨年度の内容)
受験者全員…シャトルラン(20m×14本)、反復横とび、ハンドボール投げ、長座体前屈

1次の合否が判明した後で、2次対策を行います。
就職委員会が開催予定の「2次対策直前講座」を
是非受講して欲しい。それでも「足りない」場合は
私も対策に付き合います。
[PR]
by yasuhirohashimoto | 2011-07-20 09:18 | 教育のこと | Comments(0)

福井大学教育学部の社会科教育学担当者が日々感じること、研究のことなどを気の赴くまま記しています。


by yasuhirohashimoto
プロフィールを見る
画像一覧