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神戸大学集中講義(2011)。

神戸大学発達科学部で「公民科教育論A」を担当してきました。

今年度の受講生は最終的に12名でした。
例年通り、「授業分析」「教材紹介」「授業開発・模擬授業」と
盛りだくさんの内容でしたが、着実にこれらの内容をこなしてくれました。

特に「授業分析」は文学部の学生さんを中心に、これまでにない
新しい発想で分析・提案して頂きました。私も勉強になりました。

また「授業開発・模擬授業」では、東日本大震災をテーマに
どのような公民科授業を組織するのかといったなかなか難しい
テーマでしたが、「市場経済」の授業では「風評被害」を事例にした
外部性の授業など、新鮮な構想を打ち立ててくれたと思いました。

最終レポートは、指導案の改訂を各自に求めていますので、
その内容を楽しみに待ちたいと思います。

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例年、阪急六甲から発達科学部までの山登りを楽しんでいた?
ところですが、今年はさすがにバス利用。1度だけ山登りを
しましたが、もう無理!という感じです。
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by yasuhirohashimoto | 2011-08-31 22:34 | 研究のこと | Comments(1)

全国社会科教育学会シンポジウムのご案内。

第3回「社会科教育研究の方法論の国際化プロジェクト」シンポジウムのご案内
 
期日:2011年8月28日(日) 13:30~17:00
会場:大阪教育大学 四天王寺キャンパス
テーマ:「なんのために,どのように授業を研究するのか」

http://wwwsoc.nii.ac.jp/jssra/pdf/20110828osaka%20pa.pdf

「特別セミナー:社会科教育研究の方法論の国際化プロジェクト-80年代以降の米国社会科の動向と課題に学ぶ」のご案内
期日:2011年8月29,30日(月,火)
会場:広島大学大学院教育学研究科 第3・4会議室

http://wwwsoc.nii.ac.jp/jssra/pdf/20110829-30hiroshima.pdf

第3回~には、小生も登壇します。。
ご興味のある方は、是非参加されてはいかがでしょうか。
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by yasuhirohashimoto | 2011-08-30 00:00 | 研究のこと | Comments(0)

京都市立紫竹小学校・校内研修会(2011)。

過日、紫竹小学校の校内研修会に参加してきました。
同校は、京都市教育委員会が主導している「法教育・
京都プロジェクト」(2010/2011)の研究指定を受けています。

今年度末に「研究発表会」を行うことになっているので
すが、本年4月の人事異動で半数の先生方が替わった
こともあって、一から「法教育」を勉強しようということに
なりました。そのための校内研修会が過日開催された
ということです。

同校は「規範意識を育てる法教育」をテーマに道徳や特別活動
での取り組みを行っており、昨年度の記録を読みますと、新鮮で
興味深い実践を行っていました。

当日の研修会では、私から以下のテーマでお話ししました。

(1)「法教育」とは何か
(2)新学習指導要領小学社会における「法教育」と実践上の課題
 -新教科書の記述分析を通して-
(3)道徳や特別活動における優れた「法教育」実践(ワークショップ)

その後、規範意識を巡る各学年・クラスの実態などが明らかにされ、
それに対する取り組み(「法教育」の取り組み)などについてグループ
で話し合われました。

クラスの実態(ベル着を守らない、廊下を走る、等々)があり、それに
対する「対処法」として「法教育」を位置づける。

その場合の「法教育」実践をどう作り上げるのかが課題になっています。

「法教育」は「規範があるからそれを守らないといけない」といった「上から目線」
ではなく、「自分たちが作った、きまりやルールだから自分たちで守る」といった
「論理」で規範意識との関係性が語られてきました。

その有効性を試していくこともあって良いのかなとも感じました。

本年度末の「研究発表会」には私も登壇します。
今後の同校の研究の発展を祈念いたします。
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by yasuhirohashimoto | 2011-08-29 07:13 | 研究のこと | Comments(2)

授業のネタ研究会。

過日、開催された授業のネタ研究会で講演してきました。

<午後・A>【法教育】
部屋:高津西
<実践報告>13:10~14:30
①「ロールプレイング教材を用いた法教育授業」
関本 祐希 (守口市 大久保中)
②「茶髪生徒を帰宅させる指導は許されるのか
~修徳高校パーマ退学事件凡例を題材に~」
  西脇 秀晴 (神奈川 高浜高)
<講演>14:40~15:50
「『法』をどう授業するのか
~身近な題材の活用~」
   橋本 康弘 (福井大学 准教授)

当日午前中は失礼して、午後の部会から出席しました。
関本先生の契約の授業の紹介の後で、茶髪禁止の校則
を吟味・検討する西脇先生の授業が紹介されました。

お二人のお話を関連付けながら、私からは、「『法教育』とはなにか」
「新学習指導要領における『法教育』の在り方-具体的なネタを素材にして」
「今後の『法教育』」などについてお話をしました。

質疑応答はお一方からでしたが、講演が終わった後で、質問に来られた
先生が何人かおられ、熱心な先生が多かったですね。

私も色々勉強になるご意見を頂きました。参会して良かったです。
会を主導されている河原先生はご体調が悪い中を押して参加されていました。

当日は70名の参加者があったよう。盛会でした。

最近は学級経営やクラブ指導等々、校務が多忙で、なかなか授業づくり研究に
まで目がいかない状況のよう。新学習指導要領が施行される昨今は、さすがに
状況は異なるようですが。日常的な授業研究・改善を目指す同会は貴重な存在
だと思います。今後の会の発展を祈念しています。
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by yasuhirohashimoto | 2011-08-28 08:30 | 教育のこと | Comments(0)

福井大学・免許更新講習(2011)。

本年度も下記のような内容で免許更新講習を行いました。

日程:8月20日(土)9:00~16:00
会場:101講義室(教育1号館1階エレベーター近く)
講座名:「法教育」とその教材開発
受講予定者:21名

※21名のうち、小学校5名、中学校7名、高等学校9名
※小学校5名をのぞく16名のうち、社会科(地歴・公民科)14名、
保健体育1名、国語1名

時程は以下の通りです(敬称略)。

1.講義(担当教員:橋本)9:00~10:30
(「法教育」の定義、学習指導要領における「法教育」の位置づけなど)
2.講義(担当教員:野坂)10:30~12:00
(「法教育」を実施する上で必要な法的素養について)
3.演習(担当教員:野坂・井上・端・岩本)13:00~15:00
(「法教育」の教材づくりを体験する;「法教育」の教材を参加者が提案をし、その教材に対する「法的な思考のための観点」を野坂他、法曹関係者が提案をする。その説明を受け、授業化の方向性についてディスカッションし、発表するなど)
4.試験(担当教員:橋本)15:00~16:00

本年度は21名の参加と昨年度比倍増になり、どんな
先生方がお見えになっているのかと、興味津々でした。

昨年度に比べ、高校の先生方が多くなり、また社会科(地理歴史科
・公民科)の先生の割合も高くなったと思います。

ただ3限目の運営については色々と課題が残りました。
どうも先生方の「お悩み相談会」になったグループがあったようです。
あくまで「法的な思考のためのトレーニング」を行う時間ですので。
その点を明確にする必要があるのでは、と参会された弁護士の先生より
ご指摘がありました。

来年度はどうするか、今年度のアンケートの結果などを踏まえ、考えていきたい
と思っています。
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by yasuhirohashimoto | 2011-08-28 08:29 | 教育のこと | Comments(0)

吉村先生の講演会。

過日、文教協会助成金の研究打ち合わせの後、宮崎大学の吉村功太郎先生による
講演が岡山大学で行われました。

ご講演の演題は「合意形成を目指す社会科教育論(仮)」。

これまで吉村先生が研究されてきた合意形成主義社会科論。
その「到達点」をご説明されたのだと感じました。

過日のお話は、合理的意思決定のプロセスの延長線上に合意
形成があるようなお話だったと思います。

合意形成論には、そもそも小さな社会(コミュニティ)では市民同士の
議論の基で問題を解決していく、つまり、小さな社会では成り立つが、
大きな社会(国家)で成り立つ理論なのか(市民は国家的課題に合意
形成していく訳ではない)、といった批判もありました。それこそ、思考
錯誤の後の「到達点」だったのでは、と思いました。

当日は懇親会に参加し、最終で福井へ戻りました。
翌日は免許更新講習でしたので、さすがにほどほどにして
帰りました。
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by yasuhirohashimoto | 2011-08-27 18:41 | 研究のこと | Comments(0)

感じ・考え・行動する力を育てる人権教育。

過日、成山治彦・志水宏吉編『感じ・考え・行動する力を育てる人権教育 大阪松原三中校区の実践』
が解放出版社から出版されました。

http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-7592-2150-3.html

大阪・松原市の三中校区では、先進的な人権教育を行っています。
「法教育」も人権教育の一環として、実施しているところです。

中央小学校や布忍小学校の実践はとても興味深い。
この書籍には中央小学校の取り組みしか掲載されていませんが。

同書では、「『法教育』の視点から知的理解学習を評価する」と題する小生の論考も
掲載頂きました。

編集に携わられた成山先生・志水先生には小生の怠惰からご迷惑をお掛けしました。
お詫び申し上げます。

先日、ある研究会で、「ふわふわことば」「とげとげことば」の話を聞きました。
発達障害を抱える子供たちの教育をどう進めていくのかのお話の中で、先進事例
として取り上げられました。これも中央小の取り組みです。
中央小は、「ピア・ルール」もそうですが、キャッチフレーズを作る「天才」ですね。

子供を思いやり、新しい実践に専心する学校には、今後もどんどん協力していきたいと
思っています。
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by yasuhirohashimoto | 2011-08-26 22:15 | 研究のこと | Comments(0)

文教協会/法に関する教育・教材開発研究会(201108)。

過日岡山大学で標記の第1回打合会を開催しました。
この研究は、新学習指導要領で重視された「法に関する学習」
について、特に授業を作る際に課題になると思われるテーマについて、
「教材開発担当者」(下記の先生方)が授業を作り、福井弁護士会所属
の弁護士各位のご協力を頂き、さらによりよい授業を完成させるといった
内容。

この打合会で決まったことは主な内容は以下の通りです。

○研究のねらい、研究の進め方などについて
→次回の会議は12月中・下旬の土・日を予定し、それまでに「教材開発
担当者」は以下のテーマの教材(試案)を提示できるようにする。

□「対立と合意、効率と公正」の理解を目指す教材(桑原敏典先生:岡山大学)
□「対立と合意、効率と公正」の活用を目指す教材
   政治学習の事例(中原朋生先生:川崎医療短期大学)
  経済学習の事例(吉村功太郎先生:宮崎大学)

なお、上記以外の担当については、以下の通り(次々回の打合会の際に報告予定)。

□「幸福、正義、公正」の理解を目指す教材(桑原先生)
□「幸福、正義、公正」の活用を目指す教材(吉村、中原先生)
□高等学校「法に関する基本的な見方や考え方」を育てる教材(橋本)
□高等学校「私法に関する基本的な考え方」を育てる教材(橋本)

そのほか、会議では、上記の「概念的枠組み」「現代社会をとらえる見方や考え方」他の新学習指導要領「法学習」のポイントについて、私が説明をしました。

来年にはこの研究成果を公表するシンポジウムを予定しています。
よりよい教材ができるよう、頑張っていきたいと思っていますし、諸先生方の仕事が円滑に進むように、尽力したいと思っています。
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by yasuhirohashimoto | 2011-08-23 20:40 | 研究のこと | Comments(0)

お盆休み。

とはいえ、仕事三昧でしたが。
お盆休み中は、とある原稿の執筆に専念。
まだ提出はしていませんが、最後の確認作業をしている
段階。

近日中に提出します。

今週は、「お盆休み:仕事」「文教協会助成金打ち合わせ」「吉村先生講演会」
「免許更新講習」と続きました。

明日以降、時系列にその概要を紹介していきます。

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明日は「ネタ研」での発表です。
しっかり準備をしていきたいと思っています。
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by yasuhirohashimoto | 2011-08-20 20:22 | 雑記 | Comments(0)

全学停電。

今日は午前中が「全学停電」、午後も引き続き、教育1号館は停電でした。

明日からお盆モードですが、小生は仕事三昧です。

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本日で福井県の教員採用試験2次試験が終了です。
2次試験を終えた学生さんに色々と話を聞く。
個人面接時に、「場面指導」に関する質問が出たり、「履歴書」
以外に関する質問が多数出るなど、受験生は戸惑ったようです。

専門試験がそう大差ない状況が想定される中、個人面接や場面指導
で「差別化」を図った可能性は大きいと個人的には思います。

結果はどうなるか、わかりませんが、全力を尽くした皆さんに、
ご苦労様と言いたい。

お盆休みの間はしっかり休んで、その後で、卒論・修論に専心して
もらえればと思います。
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by yasuhirohashimoto | 2011-08-12 18:15 | 教育のこと | Comments(0)

福井大学教育学部の社会科教育学担当者が日々感じること、研究のことなどを気の赴くまま記しています。


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