<   2012年 04月 ( 8 )   > この月の画像一覧

法教育科研採択。

近々スタート。
その詳細はこれから3年間このブログにアップしていきます。

基盤研究(B)(一般)「法・心理・教育研究者の協同による小学生の発達段階に対応する法教育プログラム開発」

研究代表者・分担者含め総勢10名。
法学者、心理学者、教科教育学者の協同による研究体制。
恐らく、社会科教育学研究では初めてではないでしょうか。

しっかり地に足をつけて頑張っていきたいと思います。
[PR]
by yasuhirohashimoto | 2012-04-25 00:00 | 研究のこと | Comments(0)

橋本ゼミ確定(2012)。

本年度の橋本ゼミが確定しました。
1・2回生がいないのが残念ですが。
4回生が一人増えました。

これから共に頑張っていければと思っています。


M2   小玉健太

M1  髙木涼・平本卓也・村野界斗

4回生 清水里沙・松浦光佑・田畑和則・清水岳使

3回生 木戸口有里・坪川直之・丸山貴弘

他に、「隠れゼミ院生」がいます(笑)。
[PR]
by yasuhirohashimoto | 2012-04-23 00:00 | 教育のこと | Comments(0)

NIE福井大会の詳細決定。

過日、NIE全国大会(福井大会)実行委員会が開催され、橋本も出席してきました。
その詳細は以下のホームページから見ることが出来ます。

http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/school_education/34258.html

県教委の林教育長はじめ、来賓がご挨拶された後で、寺尾実行委員長の
議事進行の下、NIE全国大会の詳細が決定されました。

初日のシンポジウムでは、寺尾先生による「小・中・高校における系統立てた
NIE学習の構成論」について基調講演があります。これまで、学校教育段階での
系統立てた学習論はあまり聞いたことがないので、貴重なご提案になるのは間違い
ないところ。その後のシンポジウムでは様々な立場からこの基調提案について意見
が交わされることになると思います。

二日目は、橋本の出番。高等学校の公開授業を始め、この2年間の福井県高等学校
NIE研究推進協議会の取り組みが報告され、橋本も助言指導の任に当たります。
もちろん、小・中学校の公開授業、実践報告もあります。
これらの授業・報告はいずれも寺尾先生のご提案に沿った形での取り組みという
ことになります。

昨年度の青森大会を覗きましたが、「実践」アプローチで、帰納的でした。
今回は「理論」アプローチです。研究的だと思います。

詳しいプログラムが公開されましたら、またこのブログで紹介したいと思います。
是非興味のある方が参加されてはいかがでしょうか。
[PR]
by yasuhirohashimoto | 2012-04-22 00:00 | 研究のこと | Comments(0)

憲法学者と高校教諭の往復書簡。

法教育フォーラムで、以下の「特集」が行われます。

今回から6回にわたり(毎月第1週目更新)、高校教諭と憲法学者との往復書簡を紹介いたします。
教壇に立つ高校教諭の疑問や悩みに憲法学者はどう応えるのか。
ここには法教育を実践するうえでのヒントが隠されております。
ここからは法教育に取り組む皆さんに対する応援歌さえ聞こえてきます。

『高校教諭』は、千葉県立千葉高校教諭の藤井剛先生、
『憲法学者』は、京都大学公共政策大学院教授の土井真一先生です。

http://www.houkyouiku.jp/12040501

「往復書簡」という形で、丁寧な文書のやりとりになっていると思います。

興味のある方は是非ご覧になってはいかがでしょうか。
[PR]
by yasuhirohashimoto | 2012-04-10 00:00 | 研究のこと | Comments(0)

日弁連・教材作成部会中日本部会(201203)。

過日、名古屋で開催された標記の部会に参加してきました。
O山弁護士会のY田先生やH先生、O弁護士会のK先生、A弁護士会の
A先生が参加されました。

現在日本弁護士連合会の「市民のための教育委員会」では、小・中学生
を対象にした「法教育」教材を作成しています。その主たる任務を負う
教材作成部会は、ブロックごとに、「西日本部会」「東日本部会」「中日本部会」
に分かれて、部会委員が各単位会で議論し作成した教材を持ち寄って更に
検討を加えています。

公法と私法に分け、教育的な機能も踏まえたフレームワークの基で、教材を
割り振る。演繹的で哲学的なカリキュラム構想を背景に持っており、規範的な
研究になり得るフレームワークでもあります。

小学生用の教材は、学校現場の先生にも見て頂き、意見をもらっています。
今回は橋本が意見を言う番です。

率直に言って、中日本班の教材は、完成形に近いものが多かったですが、幾つか
課題を指摘させて頂きました。

今年度からは中学生用教材の作成・検討に入ることになるようですので、全てが
できあがった後が楽しみですね。
[PR]
by yasuhirohashimoto | 2012-04-09 00:00 | 研究のこと | Comments(0)

熊本弁護士会法教育委員会参加、回顧。

過日、標記の委員会に「飛び入り参加」してきました。
熊本はあまり知られていない?ですが、弁護士会、熊本大学、
学校現場との連携で「法教育」研究を進めている数少ない県。

熊本大学のF先生から、熊本での取り組みについて話には聞いて
いましたので、そのうち時間が取れたら熊本へ伺おうと思っていました。

このたび、橋本の熊本入りと合わせて委員会日程を変更頂くこと
ができ、会に参加(変更して頂いてありがとうございます)。

委員会では、以下の取り組みについてご報告がありました。

1.人権教育としての「法教育」の取り組み 中学校教諭N先生・大学教員F先生

大きな授業の流れは以下の通りです。

①法律に基づく「大人」と「子ども」の違い、様々な事柄について
「年齢制限」があるのはなぜかについて考察し、「意思能力、行為
能力、責任能力」などの「能力」による区分があることを確認する。
②少年法の理念を理解する(少年は今後成長が期待される存在、
失敗をバネに成長できる存在として位置付けられていること)。
③軽微な少年事件に対する処罰を子どもたちに判断させること
を通して裁判官や調査官は「少年の更生可能性」「成長の可能
性」などを踏まえていることを体験的に理解させる。
④「成長が期待される」少年院の子どもたちの作文を読むことを
通して、成長を望む周囲の期待や成長を信じる自分の信念が日
々の何気ない生活を豊かにしている場合があるといったことに気
付かせる。
②・③については、家裁の裁判官を長年経験された弁護士の先生
が授業に入り、TTを行ったものです。

人権教育での取り組み、といったところが新鮮でしょうか。
道徳教育やセルフエスティームを狙った授業として組織する
ことも可能だと思いました。また、F先生が、「家裁の裁判官の
先生がどのようなことを考えて判断を下すのか、書籍では分か
らない、実体験に基づく話なので、非常に参考になった」とおっしゃ
たのが印象的でした。

2.小学校での「法教育」の取り組み 小学校教員I先生
I先生による実践は以前からよく承知していたのですが、最近は、
道徳教育の研究会などでもご発表されているようです。ご発表頂いた
実践には熊本大学の法哲学の先生との協働授業など、面白い取り組
みが複数あります。本ブログでは、「チリの落盤事故」を事例にした授業を
取り上げて、①「生命とルール」②「生命とのつながり」を考えるといったこ
とを狙いとした授業についてご報告します。「チリの落盤事故」では、避難
所にあった食料がマグロの缶詰と水が少しだったことはあまり知られてい
ないかもしれません。このような話題を取り上げて、いつ地上に出られるか
わからない切迫した状況の中で、作業員33名全員が生き残るための食料
の分配はどうするべきか、といったことを考える「総合的な学習の時間」の
授業でした。児童には「一律平等」感覚が蔓延していますので、当初は
「一律平等」意見があったようですが、徐々に年齢や体調など個々の事情
を考慮するような考えを出し始め、議論を続きます。次時では、「どうやって
食料分配のルールを決めたのか」を問い、リーダーが決めるのか、全員で
徹底的に話合うのか、多数決で決めていいのか悪いのか、といった手続き
面を考慮する授業になっています。また最初の脱出する人を誰にするのか
といったことも子どもたちの間で議論させていきます。

この授業は、最終的に、在チリ大使館にお手紙を出すといった流れになる
のですが、実際に在チリ日本大使がわざわざこの小学校に来られるという
ハプニングもあった授業だそうです。子どもの想い出に残る授業になったの
ではと思います。

「対立と合意、効率と公正」の「習得」の教材にも適していると思いました。
I先生の熱心な取り組みには頭が下がります。

3.小・中学校における弁護士会の取り組み
小学生部会は「弁護士と憲法を学ぼう!」という授業、ルールの決め方や
基本的人権の内容について、小学生にも対応可能な授業が報告されました。
中学生部会では、ルールの「基本原則」、遡及処罰の禁止や平等性など
について、寸劇を用いた授業が報告されました。

小学生部会は憲法を真っ正面に捉えて授業されていましたし(あまりないパターン)、
中学生部会は、現場教員にとって教えにくい「手続き」をわかりやすく教えてくれる
授業になっていたと思いました。

前から思っていたことですが、もっと熊本は注目されて良いですのが。
引き続き、熊本の展開にも関心をもっていきたいと思います。

********************************************
終了後は、地元料理の美味しい店で懇親会。
馬刺しに辛子レンコンと、地元料理で満たされました。

このような機会を準備頂いた諸先生方、ありがとうございました。
[PR]
by yasuhirohashimoto | 2012-04-07 00:00 | 研究のこと | Comments(0)

第1回宮崎シティズンシップ教育研究会、回顧。

過日、宮崎大学教育文化学部講義棟L105教室にて、標記の
研究会が開催されました。

教育委員会の先生方や、小・中・高校の先生方、多数が参加
されました。

橋本は参加者が10名程度ではないかと思っていましたので(Y
先生、済みません)、余りの参加者の多さにびっくりしました。

研究会を主催されたY先生もおっしゃっておられましたが、宮崎大学
社会科の「両巨頭」、T先生とK先生のご尽力のお陰ですね。

特にT先生には研究会・懇親会にも出席頂きありがとうございました
(K先生は公務で出席できないとのことで残念でした)。

さて、研究会ですが、その内容も充実していました。

1.開会の挨拶と会の趣旨説明(13:00~13:10)
2.実践研究発表(13:10~14:50)
①「自ら学び、考え、社会を拓こうとする児童の育成」
     郡司美和子(宮崎市立恒久小学校)
②「『効率と公正』概念を取り入れた中学校社会科公民的分野の授業開発」
     新垣智規(宮崎市立宮崎西中学校)
③「高校日本史Bにおける授業改善の一視点-『高橋財政』をどう位置付けるか-」
     中野耕一郎(宮崎県立宮崎南高等学校)
3.ミニ講演(15:00~15:30)
「歴史教育における市民性の育成」
    児玉康弘(新潟大学教育学部)
4.講演(15:40~16:40)
「これからの社会科で育てたい力-新学習指導要領で求められる授業の姿」
   橋本康弘(福井大学教育地域科学部)

実践研究発表は充実していました。

①の小学社会の4年生「伝統的な工業と人々のくらし」の授業実践は、都城の「大弓」づくりについて、「どうして都城の大弓づくりは800年間も続いているのか」をMQにした授業。このMQを「大弓づくりの歴史」「都城の人たちの取り組み」「職人の工夫や努力」の三点から子どもたちが探究していく授業。ただ、T先生のご指摘されていましたが、「なぜ大弓を作る必要があったのか」といった歴史的背景(因果関係)の探究をこの大単元に組み入れられたらもっと面白い授業になったのでは、と思いました。

②は、現在中学校社会科公民的分野で注目の的である「対立と合意、効率と公正」を活用させる授業のご提案でした。地元の川辺川ダム建設問題を取り上げて、新聞資料を読み取らせながら、「効率」と「公正」の観点でこの問題を捉えていこうとするもの、なかなか難しい「効率と公正」の授業づくりにチャレンジされたことにまずは感服しました。幾つか課題はあったと思いますので、更によりよい授業に修正していけば良いのでは、と思いました。

③は、大学の三つ上の先輩である中野先生のご発表。受験指導でご苦労されていることがよくわかりました。東大の二次試験に対応する授業がまず前提としてあって、その中で、少しでも教科教育的な論理を授業に組み込もうとされていました。

研究会の後半は、「講演」です。まずトップバッターは児玉先生。同先生のご講演はとても勉強になります。ご自身が附属新潟中学校の3年生を相手に授業された内容「米騒動と大衆心理の研究」をご発表されました。「鈴木商店がなぜ憎まれたのか」、大衆心理の視点も組み入れた、事実認識を踏まえた学習。最終的には、先生の持論である「解釈批判学習」として組織されています。

最後は橋本の講演、新垣先生がご提案された「対立と合意、効率と公正」のお話を中心にしました。

b0091443_1852318.jpg


b0091443_18521998.jpg


終わった後は懇親会。懇親会にも多くの先生方が残られました。
宮崎の先生方はお酒がお好きなんですね(二次会も多数残られたようです)。
前出の中野先生が「黄本」を持参。広島大学教育学部社会科教育専修出身者は
よく知っていると思います。学部1年生向けに学部1年から4年生までが各々A4
1枚程度の自己紹介を書き上げ、それをまとめたもの。懐かしく拝見致しました。
中野先生、わざわざご持参頂き、ありがとうございました。

*******************************************
同研究会は本年度も継続されるとのこと。初回の様子を見てみると、
今後、岡山の研究会と並ぶ(というか、超える?)、研究会に成長することでしょう。
今後も同研究会に注目です。
[PR]
by yasuhirohashimoto | 2012-04-05 00:00 | 研究のこと | Comments(0)

新年度を迎え。

事実上、本日より新年度です。
今週はオリエンテーションやら入学式やら。

本日は、昨年度中にしないといけない仕事やら、
研究室の掃除やらに務めます。

福井はまだまだ桜なんぞ、咲くような状況ではなく。
今週桜咲くになれば良いのですが。

ただ雪はさすがに無くなって、生活しやすい環境です。。
[PR]
by yasuhirohashimoto | 2012-04-02 00:00 | 研究のこと | Comments(0)

福井大学教育学部の社会科教育学担当者が日々感じること、研究のことなどを気の赴くまま記しています。


by yasuhirohashimoto
プロフィールを見る
画像一覧