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広島県私学教育研修会。

過日、見出しの会が開催され、講師を務めてきました。

この研修会は二日間にわたって開催され、全体の講演の他、各教科・科目毎や、学校経営、健康教育といったテーマでも分科会が設定されており、大規模な研修会。

私が参加したのは「社会科」の部会で、以下のような内容で構成されていました。

講演① 「たかじんのそこまで言って委員会、村田教授による『現在の日米関係』ここが問題」
講師 同志社大学法学部教授 村田晃嗣 
問題提起 「モノ教材を利用した地誌授業の展開-食文化から見るインド-」
問題提起者 鈴峯女子中・高等学校 小林理映
講演② 「新学習指導要領における新しい学びの内容・展開・その具体例」
講師 福井大学教育地域科学部准教授 橋本康弘

村田先生は「朝まで生テレビ」などでもご活躍の著名な先生、国際政治学がご専門で、特にアメリカ政治の現状から、現在の民主党政権のありよう、などなどについても言及され、いつもの調子?でお話しされていました。全般的に興味深く聞かせて頂いたのですが、おもしろかったのは、ご自身の「政治学」の講義を聴講される学生さんに「元旦の新聞に示される『今年の政治日程』を手帳に書いておくこと」をまず伝えるということ。「政治日程」を見れば、その前後、様々な政治の動きが出てくる。「当たり前」のことですが、政治の動きを「有機的」に考察することが可能である、第一歩ですよね。私も今後はそうしたいと思います。

小林先生からは、「インドのカレー」を導入・学習内容の基盤にして、インドの地域像を、また同時に地理的な一般的概念的知識が探求できるような授業が提起されました。インドに対するエスノセントリズムをいかに排除するのか、授業作りの工夫も提案されました。ご提案は、今回の学習指導要領で重視された「地誌的な見方や考え方」の育成を射程に入れた提案でもありました。生徒の関心をいかに高めるか、そこに配慮しつつ、社会科のあるべき授業像を踏まえた「地道な授業づくり」、これがいかに大切かということを再認識させられました。

私からは「現代社会」に絞って新学習指導要領のお話しを50分程度しました。新しい「現代社会」の授業づくりの在り方について言及したということです。

40名弱の先生方が参加されていました。その中には大学時代の同級生や後輩たちがいて、久し振りの再会でした。

最後に、御世話頂いたO先生、ありがとうございました。
by yasuhirohashimoto | 2010-08-24 11:32 | 研究のこと

福井大学教育学部の社会科教育学担当者が日々感じること、研究のことなどを気の赴くまま記しています。


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