兵庫県立須磨東高等学校。
2014年 02月 27日
兵庫県立学校では、それぞれの学校が特色あるコースづくりを
進めており(しており)、同校では、「リーガルマインド類型」
を作ろうとしています。
政府が「グローバル人材」育成を進めています。ここで言う「グロ
ーバル人材」とは、英語をとにかく使える人材という発想から、「グ
ローバル社会で活躍できる人材」育成を想定しています。
同校の目指すのも、「グローバル人材」のうち、国際弁護士のような
ものをアウトプットしていきたいのでは、と考えていました。
「リーガルマインド類型」のカリキュラム・教育内容は、国際弁護士を
目指すといったものではなく、校長先生もおっしゃっておられましたが、
市民性としてのリーガルマインドを重視しているとのこと。入学時の
カリキュラム中心の検討でしたが、今後は、二年次以降のカリキュラムの
あり方についても専心的に検討していく必要があります。
日本にはなかなかこれまでなかったコースです。俄然注目が集まるでしょう。
今後もできる限り、協力し、校長先生のおっしゃる「市民性としてのリーガル・
マインドをどう作るのか」について、カリキュラム編成などに助言できればと
考えています。