福井県教員採用試験第1次試験の問題(1)
2015年 08月 24日
教科内容の専門性と問う問題と、指導法の問題を組み合わせる形式が定着してきました。
例えば、社会の問題の場合、学校や警察署といった公共施設の地図記号を書かせた
後(教科内容の専門性)、「身近な地域の絵地図から自分たちが住んでいる市全体の
平面地図への学習に移行ためにどのような指導を行っていくと良いのか」(指導法の問題)
が問われます。
同様の形式は、社会以外にも国語や書写にも見受けられます。
一方で、教科内容の専門性を問う問題と、指導法の問題をばらばらに出題する形式も
あります。
例えば、算数がそれに該当します。
また、学習指導要領の「穴埋め」の問題も、例年通り、出題されており、生活科は確か、
以前も学習指導要領の「穴埋め」が出題されていました。
ほぼ全ての教科・領域から万遍なく出題されていますが、今年度は、「外国語活動」に関する
出題が目立っていました。リスニングテストもありましたしね。
まあ、「一般教養」レベルの知識(教科内容)を持ち合わせ、後は、指導要領のポイントがわか
っていれば、解ける問題ばかりです。
自身が苦手な領域の「一般教養」と、指導要領のポイントを万遍なく勉強していくこと。
それが対策法でしょうか。
以下は、県教委が示している解答例です。
http://www.pref.fukui.lg.jp/doc/gakukyousei/28nendo-kaitourei_d/fil/3.pdf