福井県教員採用試験第1次試験の問題(2)

中学校(社会)編。



地理、歴史、公民、バランス良く出題されていると思います。
歴史は、世界史を含む出題。また、倫理の内容も含む。

内容知については、その多くは、センター試験レベルで対応で
きるが、ノン・ルフールマンの原則の内容を問うなど、中学校社
会の教員の「専門性」に係わる問題としてはやや疑問な出題も
ある。

学習指導要領の問題は、動態地誌に関して、九州地方や近畿
地方などにおいて、「最も適当な考察の仕方」や「最も適当であ
ると考える理由」を問うものなど。また、公共の福祉に関連して、
「権利が制限」される具体的な事例を説明させる問題などが提
示されている。

中学校社会の教員の「専門性」を考えると、最後に示すような
具体的な授業をイメージして、授業を作る上で必要になる知識
(権利と具体的事例を結びつける場合の具体事例、需要と供給
を説明する場合の具体事例等)を問う方が良いように感じる。

校種・教科の専門性を重視した採用試験体制に変わって、試行錯誤
が続いているが、今年も問題を拝見し、考えさせられることが多かった。

※以下は、教育委員会が示している「解答例」です。

http://www.pref.fukui.lg.jp/doc/gakukyousei/28nendo-kaitourei_d/fil/6.pdf
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by yasuhirohashimoto | 2015-10-08 00:00 | 教育のこと | Comments(0)

福井大学教育学部の社会科教育学担当者が日々感じること、研究のことなどを気の赴くまま記しています。


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