福井県教員採用試験第1次試験の問題(4)

高校(公民)編。



本年度の公民の問題は、比較的取り組みやすかったのではないか。
問われている倫理、政治・経済の問題もセンター試験レベルであり、
昨年度以前に比べて、難易度が格段に下がったイメージである。

説明を求める問題が少なく、例えば、短答式が多い。
例えば、「松下村塾で多くの幕末の志士や明治政府の指導者を育てた
長州の思想家は誰か」などの人物名を答える問題や、思想家の思想を
答える問題等が出されている。

指導法の問題では、有権者教育に焦点を当て、模擬選挙を2時間で行う場合の
指導展開が示され、適当な語句を穴埋め(例えば、政治的中立性など)させる
問題があった。純粋な指導法の問題はそれだけである。

高校(公民)に関しては、指導法の問題を充実させる必要がある。高校(地歴)
のように、公民においても、生徒の取り組みにくい学習内容もある。また、意思
決定や判断をさせる授業をアクティブラーニングとして今後展開していく必要も
ある。どういったテーマを採用し、どういった資料を集めて、意思決定授業を
構成すれば良いのか、等を考えさせる問題など、高校(公民)に求められる
「専門性」が問える試験が必要だと思う。

http://www.pref.fukui.lg.jp/doc/gakukyousei/28nendo-kaitourei_d/fil/8.pdf
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by yasuhirohashimoto | 2015-10-10 00:00 | 教育のこと | Comments(0)

福井大学教育学部の社会科教育学担当者が日々感じること、研究のことなどを気の赴くまま記しています。


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