「メディアと社会」の実践(4)
2016年 01月 29日
「メディアと社会」の実践第二弾。
「メディアと社会」の第二回目の授業。「メディアの報道はどこまで許されるのか-個人のプライバシーとの兼ね合い」がテーマです。
この授業では、3事例を示し、生徒に判断をさせたり、判断基準を示されたりします。
事例(1):スマップの住所等を示した書籍が出版されたこと
事例(2):安倍首相の病状が報道されたこと
事例(3):小保方氏の個人情報が報道過熱のさなか、報道されたこと
個人個人に「判断」させた後で、グループで議論をさせ、報告してもらいます。
その結果、事例(1)から(3)までいずれも、「個人情報保護」を理由に挙げて、その報道がなされることに否定的な意見が多く示されました。「安倍首相の病状」についても、「安倍首相個人の了解が必要である」といった理由も示されていました。
授業の最後に、前出の大野支社長さんにコメントをしてもらいました。「安倍首相個人の情報=公益」と判断できるのではないか。大野支社長さんの「判断基準」です。
個人のプライバシーを重視し、「公益」情報を重視しない、こういった傾向がこの学校では示されたということです。
今回の授業は、生徒さん個々の判断基準の「アンケート的要素」もあり、今回の授業を踏まえて、今後、どのような授業を構成すべきか議論する題材とする予定です。
「メディアと社会」の第二回目の授業。「メディアの報道はどこまで許されるのか-個人のプライバシーとの兼ね合い」がテーマです。
この授業では、3事例を示し、生徒に判断をさせたり、判断基準を示されたりします。
事例(1):スマップの住所等を示した書籍が出版されたこと
事例(2):安倍首相の病状が報道されたこと
事例(3):小保方氏の個人情報が報道過熱のさなか、報道されたこと
その結果、事例(1)から(3)までいずれも、「個人情報保護」を理由に挙げて、その報道がなされることに否定的な意見が多く示されました。「安倍首相の病状」についても、「安倍首相個人の了解が必要である」といった理由も示されていました。
授業の最後に、前出の大野支社長さんにコメントをしてもらいました。「安倍首相個人の情報=公益」と判断できるのではないか。大野支社長さんの「判断基準」です。
個人のプライバシーを重視し、「公益」情報を重視しない、こういった傾向がこの学校では示されたということです。
今回の授業は、生徒さん個々の判断基準の「アンケート的要素」もあり、今回の授業を踏まえて、今後、どのような授業を構成すべきか議論する題材とする予定です。
by yasuhirohashimoto
| 2016-01-29 00:00
| 教育のこと