前期の講義から⑥

本日「生活教材研究」で各班が作成した授業プランについて、附属小学校で実践しました。

実践したプランは以下の通りです。

■シャボン玉をつくろう(1年生)→子どもたちが作成した輪を用いたシャボン玉つくり
■食探しに出かけよう(1年生)→身のまわりにある草花を利用した食つくり(例:よもぎ餅)

■身近なモノで楽器をつくろう(2年生)→ストローやフィルムケースを用いた笛つくり
■ハーブと共に暮らそう(2年生)→ハーブを用いたせっけんやお茶つくり

いずれも「ものつくり」の授業でした。学生が教材を準備し、子どもたちにそれぞれの作り方を指導し、子どもは「見よう見まね」でものつくりを実践していました。

学生たちはこの授業を行う前に附属小学校の先生方と周到な打ち合わせを行い、子どもに「わかるように」説明する方法を確認したり、「ものつくり」のどの段階を子どもに実践させれば良いのか等についてレクチャーを受けています。

いずれの斑も準備万端で「うまく」授業は運べたと思います。

ただ、生活科の授業はこれで良いのか。これで十分なのか。少し生活科の「良い」実践を参考にしながらリフレクションする必要があるでしょうし、この授業は数時間で構成される単元のうちのあくまで1時間として考えて、この後の展開をどうすれば良いのか、より「生活科」の授業にするためにはどう単元構成すれば良いのかについて考える必要があるでしょう。

すなわちそれは、そもそもこの授業は「生活科」の授業なのか、「特別活動」的な内容ではないのか、といった視点です。「生活科」には「生活科」の“アイデンティティ”があるはずです。「生活科」の授業として構成するためにはどう授業展開をしなければならないのか。具体的な実践から「一般化」した生活科の「理論」を再確認してもらえれば良いと考えています。
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by yasuhirohashimoto | 2006-07-14 19:24 | 教育のこと

福井大学教育学部の社会科教育学担当者が日々感じること、研究のことなどを気の赴くまま記しています。


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