福井法教育研究会③

過日開催されました。今回の中心議題は「ジュニア・ロースクール福井2006」で行う授業実践について検討すること。特に2日目午後に実施する「日常場面における子どもたちに身近な紛争事例をどのように解決していけば良いのか」をテーマにした法授業について、その主題等が決まりました。

■2日目午後

法関連教育授業 

小学校クラス →  「みんながいやな仕事」

誰もが担当したくない(負担が重い)学級での係活動について、その係を決める決め方をジャンケンにすることの是非を吟味・検討する授業

中学校①クラス → 「これも悪口?」

身長順に並ぶことで常に一番前にいる子どもについて、その子の持っている不満を踏まえ、どのように並ぶことが公平なのか、そもそも「身長順で並ぶ」というルールが合理的なものなのかどうか吟味・検討する授業

今回の会議では、「負担の重い学級での係活動をどのようにしてその負担を配分するのかといった『配分的正義』に関する授業ではなく、その負担の決め方がジャンケンで良いのかについて吟味する『手続き的正義』に関わる授業で、配分と手続き両方を考える授業になり、子どもが学習するのには難しいのではないか」等といった意見が出されましたし(前者の授業)、「『ルールの合理性』を問うワークシート:法的思考に縛られれば、自由な発想で解決策が生み出されにくくなるのではないか」(後者の授業)等といった意見も出されました。

また中学校②クラスは、「中学生はもう大人?まだ子ども?」といったテーマで、「少年事件の多発化」から少年に対する「厳罰化」を進めるべきか否かについて検討する社会科的な法授業も行います。

なお1日目午前は「模擬紛争解決」で「フェニックス町内会は大騒ぎ」を行います。

日程は8月8日(火)・9日(水)9:30~ 受付開始  場所は、福井県教育センター

■お問い合わせ先 福井弁護士会 TEL 0776-23-5255 
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by yasuhirohashimoto | 2006-07-24 12:32 | 研究のこと | Comments(0)

福井大学教育学部の社会科教育学担当者が日々感じること、研究のことなどを気の赴くまま記しています。


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