アメリカ社会科研究会②

今年度から3年間の予定で共同研究している、グループ、アメリカ社会科研究会の会合が過日東京で行われました。

今回は、今年度渡米した先生・院生からの渡米結果の報告と、今年度末の「文献解題」の内容について検討しました。

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報告された項目は、以下の通りです。

①NCSSの年次大会での様子と現在の歴史教育の動向
②カナダアルバータ州社会科の特徴と中・高校での授業の様子
③ジョージア州レイバン郡でのオーラル・ヒストリープロジェクトの実際
④ハワイ州での「エクイティ」「包括的サポート」を観点にした学校教育の実際
⑤法関連教育の「起源」的カリキュラムの実際(ミズーリ州)

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いずれも来年度作成予定の「アメリカ社会科研究会」のホームページに詳細がアップされると思いますので、詳細はそちらに譲るとして。特に①について、シティズンシップと歴史教育とのリンクが最近特に言われるようになっている。歴史教育の原理として「現代的課題の社会史的追求」が重視されているという報告について興味深く伺った次第です。とかく「歴史」を「歴史」としてしか学習しない日本の歴史教育とは異なる概念が生まれ育っているアメリカ。社会科の本質を常に追求している、その結果生じている新しい?(古くて新しいという言葉が適切でしょうか)歴史教育の考え方。アメリカを羨ましく感じた次第です。
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by yasuhirohashimoto | 2007-02-21 17:13 | 研究のこと

福井大学教育学部の社会科教育学担当者が日々感じること、研究のことなどを気の赴くまま記しています。


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