嬉しい話。
2007年 05月 10日
メールが届いて、思わず声が出てしまいました。
その方は、Sさん。私の大学院時代の同級生で、当時韓国の国費留学生としてお見えになっていました。
「博学・博識」なSさんからは、様々な政治学・政治教育の書籍を紹介してもらったり、「私にもっと勉強しろ」と言わんばかりに下さったり(笑)。特に政治的社会化に関する書籍、今でも私の研究室にあります。また、すでに絶版になった書籍や外国文献は、当時コピーをして大学にあった、糊付け製本機で製本していたのですが、その製本技術では卓越したものをもっておられました(笑)。
ただSさんは大学院修了後に「行方不明」(大げさですが)だったのです。社会科教育学以外も学びたいという意欲があったようですし。
そのSさんから10数年ぶりにメールを頂きました。どうやら、東京学芸大学で博士論文を書くため、在京しているとのこと。韓国社会科の改善をしたいと強い意欲をお持ちのようです。
私の大学院在籍時には他に、Kさん(韓国の大学助教授)がおられたのですが、この方とも10数年ぶりに去年福井でお会いできましたし。
旧知の方とお会いできることがとても嬉しいことです。
今年6月に東京学芸大学で公民教育学会があり、私も発表しますので、是非その折りに懐かしい話ができそうです。お会いできるのを楽しみにしています。