ロードフラッグ。
2007年 07月 09日
ご存じない方が多いと思うので、簡単に説明すると、一頭の競走馬を共同で購入するしくみで、「共同馬主」のように一頭を数人で所有するのではなく、競走馬を所有するクラブが一頭の馬の「価値」を40分の1~500分の1程度に分割し、分割した「価値」を我々が購入する制度です。一頭の競走馬は高いもので数億円します(私は安いものしか買いませんでしたが)。競走馬の価格も40分の1~500分の1で割り、負担する(毎月のえさ代や、厩舎での調教に関わる費用も同様)。もちろん、競走馬がレースで入着・勝利すれば、その賞金も40分の1~500分の1で支払われる(クラブが経費を差し引くのですが)。何口購入するのかは、購入者の判断によります。
***
さて、私が一番最初に「購入」したのが、見出しのタイトルの馬。この馬を「購入」した後で、一番多い時期20頭弱「所有」していました。結局「大幅な債務超過」でしたので序々に「撤退」し、ここ数年は新規の購入はしておらず、主に現場にいた時に「購入」した馬の経費は続けて支払っています。
で、現在現役はわずか3頭。そのうちの一頭がロードフラッグ。10歳(苦笑;ほとんどの馬は2歳でデビューし、6~7歳で引退します。10歳で現役はほとんどいないと思います)。実は昨日の福島競馬のメインレース、七夕賞(GⅢ)に出走していました。最近はほとんど競馬に興味がないのですが、「所有馬」が出るので、レースをテレビで観戦。さすがに年齢が年齢ですので、結果は厳しいものでしたが。以前から私の所有馬で一番稼いだ馬だし、「引き際をきれいに」してもらいたいと思っていました。しかしクラブの判断はそうでなく。「10歳だが、『若々しい』ので現役続行している」ようです。しかし、今年で引退でしょうね。
***
昔、競馬が趣味だった頃、「馬券」だけでは物足らず、「一口馬主」に手を出したのは、勝ち馬の「口取り式」に出たかったというのも理由でした(「口取り式」とは、勝ち馬と一緒に写真撮影すること)。結局「口取り式」には仕事の都合で出席することは出来ませんでした。ロードフラッグの走りを見て、過去の色々なことを思い出しました。例えば、カタログでどの馬を「購入」するか迷っていたなとか、タイキレーシングクラブのカタログでどの馬を購入しようか迷っていた時に、そのカタログにタイキシャトル(海外G1勝ち)やタイキブリザード(G1勝ち)が掲載されていたなとか(「玄人」にしかわからないと思いますが)。懐かしい思い出です。
***
最近は「仕事」が趣味になっているようです。あまり健全ではないですが(苦笑)。今日も溜まった仕事をこなします。