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風林火山。

今年の大河ドラマは面白いと思いませんか。

最初キャスティングを聞いたとき、特に、ガクトが上杉謙信役と聞いた時は
とても違和感がありましたが。

上杉謙信自体を私自身があまり知らなかったということもありますが。
ウィキペディアによると(以下引用)、上杉謙信像は以下の通り。

(1)生まれつきのカリスマ性を持ち、兄から呼びもどされて元服すると長尾家家臣だけでなく、豪族達の心もつかんだとされている。
(2)自らを毘沙門天の化身と称したり天罰と信じて戦を行なう、短気であるなど、エキセントリックで苛烈な一面がある一方で、よく涙を流す、自信喪失したり情緒不安定に陥るなど、戦国大名らしからぬほど非常に繊細でナイーブな面もあったようだ。
(3)戦略家・戦術家としてだけではなく、和歌に通じ、達筆でもあり、近衛稙家から和歌の奥義を伝授されるなど、公家との交流も深い文化人でもあった。特に源氏物語を始めとする恋愛物を好んで読んでおり、上洛した際に開催した歌会でも見事な雅歌(恋歌)を読み、参加者全員を驚かせたと言う。琵琶を奏でる趣味もあった。

謙信には女性説もあるようだし、このような謙信像から考えると「良いキャスティング」だったようです。またガクトの台詞回しもなかなかうまいと思いました。

山本勘助という、あまり一般的な知名度が高くない人物を取り上げた大河ですが、キャスティングが良ければ面白くなるもんですね(もちろん脚本も大切でしょうが)。

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今日は一日研究室で雑務をこなし、夕方から上京。本格的な「仕事始め」ですね。
by yasuhirohashimoto | 2007-08-20 09:14 | 雑記

福井大学教育学部の社会科教育学担当者が日々感じること、研究のことなどを気の赴くまま記しています。


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