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模擬裁判選手権・大阪大会(1)

先日見出しの会が東京と大阪で、今年初めて開催されました。

アメリカでは、以前から行われており、2006年度、オクラホマで開催された大会では各州の予選を勝ち抜いた44チームが参加しました。
今回日本では、裁判員制度の普及の一環として、そして、刑事裁判のプロセスにおける基礎・基本の習得を目指し企画されました。

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今年度はある事件の「証拠」(供述調書、実況見分調書、合意書面)に基づいて、生徒が予め争点となる部分を整理し、検察側・弁護側の各主張を自主的に組み立てるといったもの。2回の模擬裁判を通して検察側・弁護側それぞれを役割演技して、審査員は、それぞれの主張(立論・立証)を評価するというもの。

模擬裁判では、各校、検察側で被害者1名を含む4名、弁護側で被告人1名を含む4名を必要とし(ですから、1試合で検察・弁護側どちらかをするので、最低4名が必要になります;2試合やるので、検察側・弁護側両方を「経験」することになります)。

試合の流れは、以下の通り。

(1)検察官 冒頭陳述 (2)弁護人 冒頭陳述 (3)検察官 検察官請求証人尋問
(4)弁護人 検察官請求証人尋問 (5)弁護人 被告人質問 (6)検察官 被告人質問
(7)検察官 論告 (8)弁護人 弁論

事件のあらすじは、以下の通り。

彼女を包丁で斬りつけた強盗犯人は、玄関から逃げ去った。その後ろ姿を見ながら、彼女はある男の名前を呼んでいた。それは、夫の友人の名前。よく家に遊びに来ていた男だ。彼女は確かに犯人の顔を見た。その男の顔だったのだ。後日、彼は逮捕され、裁判が始まる。彼には自分にはアリバイがある、犯人ではないという。しかし、彼の作業着には彼女の血痕が。家の周りには彼の足跡が・・・(模擬裁判選手権2007 パンフレットより)

大阪大会の出場校は、以下の通り。

■香川県立高松北高等学校
■京都教育大学附属高等学校
■立命館宇治高等学校
■大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎

なお、各校には弁護士何人かが複数回指導のため訪れています。

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私は審査員として参加しましたが、詳しい事件の概要は事情があって示せませんし、評価基準も非公開ですので、ここには書けません。明日、この大会に参加しての「感想」をブログにアップしたいと思います。

ちなみに、8月27日(月)午後2時~3時のNHK「お元気ですか 日本列島」の中で5~6分程度、大阪大会の様子が放映されるようです。
by yasuhirohashimoto | 2007-08-26 12:02 | 研究のこと

福井大学教育学部の社会科教育学担当者が日々感じること、研究のことなどを気の赴くまま記しています。


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