社会科教育論史・社会科教育法Ⅰ
2007年 10月 10日
論史は、所謂「必修講義」でなく3~4年生を対象にした「選択講義」。
講義受講者は8名。社会科教育の学生だけでなく、日本史のゼミ生や社会以外の子も受講しています。今年は、森分先生の「赤本」を使いつつ、論史に関係づけて(範例学習や教科研等の記述)講義を進めていこうとも考えたのですが、掲載されている授業も若干古いので、、
結局、棚橋健治先生の『社会科の授業診断』を読んでいくことになりました。
どこが「論史」なのか、「看板に偽りあり」と言われそうですが(苦笑)。授業診断を一通り読んだ後で、過去の著名な実践(福岡駅とか)を当てはめて考える中で当時の社会科教育界について触れていこうと思っています。
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社会科教育法Ⅰは2年生を対象にした「必修講義」。
講義受講者は、14名。今年は社会科以外の受講生が少ないようです。
昨年と同じく「社会がわかる」授業づくりを行っていきます。
今日は、「社会とは何か・社会がわかるとは何か」について各人の考えを整理し、グループで話し合いをし、黒板を使って発表してもらいました。これから授業ビデオや指導案を分析したり、学習指導要領の内容・目標(改訂の方向性)について理解することとなります。また、テーマを決めて授業を作成し、模擬授業を行ってもらうことになります。
社会科教師になるための「第一歩」。頑張ってもらいましょう。