教科生活基礎①
2007年 10月 13日
15コマ全部ではなく、来週1コマと講義後半全部。ほぼ半分程度でしょうか。
来週は「子供の社会認識」というテーマでお話するのですが、たった1コマで「小学校低学年の社会認識」についてどう伝えれば良いのか。悩みの種です。
2年前は、学習指導要領生活科のうち、社会認識教育に当たる目標・内容について、お話しした後で、授業ビデオを鑑賞し、授業実施者の「意図」を学生さんに読み取ってもらう作業をしてもらいました。
今年は、授業ビデオを見るかどうかは別にして、指導案・指導の結果における子供の反応などを一体化した資料を使って学生さんに低学年における社会認識教育の実際についてつかんでもらえればと思っていました(学習指導要領は改訂をむかえますし、その内容は簡単に触れるだけにしたいと思っています)。
ですが、なかなか良い指導案がない。。
本学の附属小学校は、動物の飼育や植物を育てるといった「自然認識中心の生活科」。社会認識教育は??。
他大学の先生と相談した結果、兵庫教育大学で勤務されているS先生の書籍に掲載されている指導案を使用しようと現在のところ、思っています(『創造型生活科授業の構想』所収)。
内容は私が今年鳴門で発表した「英国初等シティズンシップ」の「公園づくり」に近いもの。面白い実践だと思います。
教科生活基礎を受講される方、お楽しみに。