全国社会科教育学会兵庫大会・課題研究②
2007年 10月 25日
金曜日は、「初期社会科の哲学」と題して、「初期社会科発足の中心人物」である上田薫先生のご講演もあり、土曜日・日曜日の自由研究発表者数も100前後と例年になく充実した学会となりそうです。
私は日曜日の午前に課題研究があたっており、その準備で今週はどたばた。
ようやく少し出口の光が見えてきましたが、明日には印刷しないといけないので、今日がレジュメ作成の最終日となります(今週、ブログ更新が滞ったのはこれが理由です)。
「民主主義社会形成」を目指す公民授業の創造 と題した発表では、民主主義社会の「直接形成」を目的とした法的社会参画学習(通常の社会参加学習とは異なる)のうち、紛争(トラブル)解決学習を取り上げ、この学習形態がルール形成学習となっていること、ルール形成学習は「討議民主主義」の基で、公共的な価値(すべての人が議論の基盤とする)である憲法の人権規定を用いて行われる子供たちの学習活動と位置づけ、その実際として公民科現代社会「野球特待生制度の是非」を取り上げます。
まだ煮詰まっていない点がありますが、会議の合間を見て頑張って作成します。
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明日金曜日は講義の後で、「抜けられない」会議が入った関係で、上田薫先生の講演は聴けそうにありません。残念ですね。