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渡米報告②(オハイオ州・ケンタッキー州)

渡米二日目。レキシントン周辺の天候はストーム(嵐)。

■朝9時30分、バートン教授がホテルまでお迎えに。昨日親戚にお借りしたという、ミ ニバンで一路シンシナティへ。
 レキシントンから、オハイオ州シンシナティまでは車で1時間30分。N大学のK先生がバートン氏の横でひたすら話をふる。シティズンシップ教育の話までしている。「明日話すことが無くなるのではないか」と心配するO大学のK先生。H大学のY先生と私は後部座席でのんびり。

■11時30分、シンシナティ大学に到着。シンシナティ大学のデウィット准教授、マイアミ大学のミスコ准教授、ネイラー・シンシナティ大学元教授と、大学院生のローパックさんと一緒に昼食を採る。大学の「学食」だったが、その広大さ、料理の多様性に唖然とする。私はネイラー先生とお話をさせていただきました。ネイラー先生は、オハイオ州法曹協会が作成した「ルールルールルール」他、小学校の法関連教育教材作成に長年携わってこられたシンシナティ大学法関連教育センターの元センター長。オハイオ州での法関連教育を1970年代から率いてきた方です。氏曰く「ファンドと政治的なコネクションが法関連教育の成長に貢献した」とのことでした。

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■13時30分 大学近隣の高校でフレッカー先生による高校生を対象にした第一次世界大戦の背景とアクターを通して世界大戦を理解させることを目的としたアメリカ史の授業を見学。子どもたちが教科書やインターネットの資料を利用しながら、自分たちで報告するためのパワーポイントの資料を作成するといった「演習」型授業。「教科書を教える」ではなく「教科書で教える」を徹底した授業。発表場面での授業見学では無かったのが残念でした。なお、同授業は、第一次世界大戦を共通の内容として、社会科、科学技術、英語の各教科が「連携」した授業として位置付けられていました。発表場面に立ち会う子どもたちのベル着の「良さ」や授業へ向かう真摯な態度に一同びっくりさせられました。ベル着の「良さ」の謎の答えは以下の写真に隠されているようです。

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■15時30分。バートン氏による「社会科教育特論」の授業見学。学部生を対象とした講義で、2008年度冬期1回目の授業。アメリカの女性の権利獲得に尽力したブルーマー氏を描いた写真や絵を比較・吟味させながら、それぞれの写真や絵を読み解き、学生さんに解釈させ、グループでその内容を吟味する授業。歴史は「解釈」であること、「解釈」が多元的であることを学生さんに意識させるとともに、歴史資料の授業場面での用い方、ひいては社会科歴史授業の作り方・あり方を概観させる工夫がされていたと思います。2時間20分の講義、綿密かつ密度が濃い授業でした。

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■18時50分。バートン氏とともに大学近辺で中華料理を食す。

■20時過ぎ ホテルに到着。ここから事件発生。ホテルに到着すると、近くのコンビニにビール他を購入しに出掛ける、O大学のK先生やH大学のY先生と私。購入後、ホテルに戻る途中、雨がぱらぱら、少し急ぎ足で戻ろうとした三人。その瞬間に横なぐりのバケツをひっくり返したような雨量の「嵐」。これがストーム。日本では経験できないですよ。皆さん、ずぶ濡れになりました。
by yasuhirohashimoto | 2008-01-14 01:59 | 研究のこと

福井大学教育学部の社会科教育学担当者が日々感じること、研究のことなどを気の赴くまま記しています。


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